2-1のスコアでレスターに勝利し、プレミアリーグ開幕8連勝としたリバプール。
この日の立役者の一人は、ジェイムズ・ミルナーでした。
闘志あふれるプレイと豊富な運動量でチームを支えたのは勿論、決勝ゴールとなったPKをしっかりと決め切っています。
リバプール対レスター戦は、40分にサディオ・マネのゴールでリバプールが先制するものの、シュートは打てど、なかなか追加点が決まりませんでした。
そんな中、80分という時間帯に失点を喫し、同点に追い付かれます。
やがて時計の針は90分をまわり。
ボードに示された追加タイムは4分。
その追加タイムも終わりに近づいたとき、サディオ・マネがPKを獲得します。
キッカーは、ベテランのジェイムズ・ミルナー。
ジェイムズ・ミルナーのPKには定評がありますが、レスター戦ではボールをセットする際に、いつも以上に慎重になっている様子を感じました。
このとき、すべてのリバプールファンは、命運をミリーにあずけた。
ジェイムズ・ミルナーがPKを蹴るときには、90分+5分でしたので、これが実質的なラストプレイになるかもしれない。
言葉では表現できないほど、強烈な重圧があったことでしょう。
しかし、ジェイムズ・ミルナーは、カスパー・シュマイケルが飛んだ方向とは逆に蹴り、着実にゴールネットを揺らしています。
いくら経験が豊富だとはいえ、このメンタルの強さは並外れていますね。
それだけの自信もあるのでしょうが。
同じPKでも、レスター戦でジェイムズ・ミルナーが決めたそれは値千金だった。
頼れるベテランが、しっかりと勝負を決めてくれた瞬間でした。
こういった頼りになるベテランがチームにいてくれるということは、率直に心強いですね。
改めて、私はミリーのメンタリティーを讃えたいと思います。