リバプール伝統の背番号7を身につけることになったジェイムズ・ミルナー。
プレイヤーとしての実力はもちろん、ミルナーに期待されるのは、何よりも「勝利の味を知っている」という経験則をチームにもたらしてくれることではないでしょうか。
ミルナー自身も、スティーブン・ジェラードが抜けた後のリバプールに、自分の経験が役立てば!との豊富を持っているようです。
まず、ミルナーは、「リバプールには、素晴らしい若手プレイヤー達がいる」と、そのことを喜び、彼等の成長の助けになりたいと語っています。
また、リバプールが昨今タイトルを取れていない事実については、「トロフィー奪還のため、自分の経験が助けになればいいね」と、リバプールを勝者の地位につかせることに、意欲を示しています。
リバプールの7番といえば、歴史を遡れば、ケビン・キーガン、ケニー・ダルグリッシュ、最近の例では、ルイス・スアレスと、チームを支え、クラブ史に名を残す名プレイヤー達が背負ってきた番号です。
ミルナーにとっても、モチベーションが高まることでしょう。
試合のピッチ上ではもちろん、トレーニングなどでも、ぜひミルナーが若手のお手本になってほしいと願っています。
ミルナーの加入は、いろいろな意味で、若いリバプールに、安定と安心をもたらすのではないでしょうか。
期待しています。