Minamino Takumi
日本時間、水曜早朝に開催されたプレミアリーグ第３７節は、リバプールにとって極めて重要な試合でした。
万が一、負けてしまえば、今シーズンのプレミアリーグは火が消えてしまうのですから。
開始１３分に失点をしたときには、多少の心配はあったものの、すぐに南野拓実が取り返してくれましたね！
タキこと南野拓実のゴールが決まったのは２７分のこと。
リードをされる時間も短く、タキのゴールがレッズに勢いと自信を呼んだと思います。
シュートもしっかりとミートした素晴らしいもので、そこに至る一連の動きも見事でした。
また、ゴールシーン以外でも、随所にキレ味鋭いターンが見られ、観戦する立場からも楽しませてもらいました。
タキのインタビューを随分と前に見た記憶があるのですが、ターンに関しては本人もかなりの自信を持っていると語っていました。
テクニカルでいてシャープなターン。
まさにタキの真骨頂ですね！
リバプールは、攻撃陣の層が厚く、この猛者達が居並ぶ中でベンチに入ることは容易なことではありません。
実際タキは、長い間出場機会に恵まれていなかったことも事実。
もし、タキの起用で心配があったとすれば、それは仕合勘でしたが、そんなことは微塵にも感じさせなかったタキ。
どれだけ日頃のトレーニングに励んでいるかが分かるというものです。
タキのフィニッシュ、ターンについて書きましたが、タキには鋭いプレスにも行ける！という長所がありますね。
カラバオカップ、FAカップとチームに貢献をして来たタキ。
サウサンプトン戦で決めた値千金のゴールによって、もしリバプールがプレミアのタイトルを獲ることがあれば、自分も貢献できたと実感がこみ上げることでしょう。
本当に久しぶりの起用でしたが、ユルゲン・クロップ監督の期待に応え、素晴らしいアピールが出来たと思います。
まだまだタキの力が必要だ！
そう思わせてくれる活躍ぶりでした。