ユルゲン・クロップ監督の退任発表は、リバプールファンにとって衝撃でしたが、その後一部メディアでは、クロップ監督と選手達は深い関係性を築いており、リバプールを出て行くのではないかという報道もありました。
しかし、こういう見方を鵜呑みにすることはちょっと違うのかなと私は思っています。
具体的には、モハメド・サラー、ファン・ダイク、アリソンが去る可能性があるという記事を私は見たものでした。
ただ、こういった記事というものは憶測ですよね。
ファン・ダイクは、完全にリバプールにコミットしていると発言をしたし、アリソンの移籍説については代理人がきっぱりと否定をしています。
また、モハメド・サラーですが、Sky Sportsでジェイミー・キャラガーと対談をしており、クロップ監督が去るとしても自分はリバプールに残ると語りました。
サラーが言ったことの要点のみをまとめると、次のようなことを言っています。
Mohamed Salah
(監督が代わることが自分の状況に影響を与えるか?)
No,noだよ。
それが人生というもので、あらゆるものは移り変わるものなんだ。
クラブを去って行った選手達がおり、非常に重要な選手達も去って行った。
監督もクラブにとって非常に重要な存在だが、彼もまたクラブを去ることになる。
いつの日か、私もクラブを去る時が来るだろうが、クロップ監督が去ることが私の将来に影響を与えることはないよ。
プレシーズンでは、我々のクオリティーの高さを見ることが出来た。
無論、私達は良い選手達を売ったわけだが、クラブが買った選手達は信じられないほどの選手だと分かったよ。
彼等は、本当に何かを成し遂げたいと思っており、それが私には分かったんだ。
プレシーズンからのクオリティーについては、本当にポジティブなものだったしね。
私は思ったよ、私達は何かを勝ち取りに行こう!とね。
クロップ監督が去ることは、寂しい思いでいっぱいですが、それでもリバプールというクラブは続いて行きます。
主力を留めることが大きな課題だと、過日私は書きましたが、そのためにはクラブが野心やビジョンを示す必要がありますね。
今、リバプールはマイケル・エドワーズを戻そうと力を注いでいます。
それが決まれば、今後は新監督の確保でありましょう。
新章に入るリバプールが魅力あるクラブであれば、主力達を引き留めることは可能だと私は思います。