ボクシングデーに予定されていたリーズ戦が延期となったリバプール。
年内で残っている試合はプレミアリーグのレスター戦となり、年が明けた1月2日にはチェルシーとの直接対決が待っています。
そのチェルシー戦へ向けて、リバプールの後押しとなる情報が出て来ています。
Mirrorによれば、モハメド・サラーがチェルシー戦までリバプールに残ることで、クラブとエジプト代表が合意に達したとのこと。
ここは、大きな注目点とされてきたところです。
アフリカネーションズカップ開幕を控え、FIFAのルールに則れば、各国代表はプレイヤーを2021年中に招集することが出来ます。
それをされた場合、拒否することは事実上不可能に・・・。
よって、クラブと代表との話し合いが必要になるわけですが、当初エジプト代表はモーを年内に呼びたい姿勢を見せていたとのこと。
しかし、両者の間で話し合いがまとまり、モーはチェルシー戦までプレイをしてから代表に合流することになるとされています。
私はといえば、モーについてはチェルシー戦までリバプールに残れるだろうと思っていました。
というのも、リバプールとチェルシーは首位争いをずっと演じており、モーにとってチェルシー戦は古巣対決でもあります。
得点王争いもありますし。
モーの場合には、エジプトでは英雄であり、モー自身が「チェルシー戦までリバプールでプレイをしたい」と母国に希望を伝えれば、かなりの確率で認められると考えていたのです。
まだ、公式にアナウンスがあったわけではないので、しっかりと状況を見る必要がありますが、おそらくモーは報道どおり、チェルシー戦まで残るのではないでしょうか。
あとは、サディオ・マネをチェルシー戦までチームに残せるか。
ここは、リバプールとセネガルとの話し合い、調整となります。
セネガルについては、相当強い戦力を持っていると思うし、かなり上まで勝ち上がる可能性が高そうです。
そうなると、サディオの欠場期間は必然的に長くなる。
クラブと代表チームとの綱引き。
何がフットボールの健全な在り方なのか?
時々、考えてしまうことに直面することがあります。