新しいクラブへやって来たとき、その地に馴染み、チームにフィットするには苦労をする場合が多いと言われます。
どんなに素晴らしいプレイヤーであっても、ある程度の時間は必要だということですね。
リバプールが、大金を投じて獲得したモハメド・サラーですが、プレシーズンマッチ序盤から、その存在感を発揮しているし、フィットするのも早い。
そんな印象を受けました。
モハメド・サラーといいますと、スピードが話題になりますが、狭いエリアでの受け渡しも出来るし、どの位置に入り込んで行ったらいいかなどの判断が、実にいいですね。
また、以前ちょっと書かせていただきましたが、私としては、モハメド・サラーの場合は、止まるスピードも非常に速く、これは相手ディフェンダーを苦しめそうな予感がします。
さらに言えば、攻撃のアクセントをつけたり、チームメイトを活かし、自分も生きるという意識が高いということを実感します。
一言、良い補強だったと思います。
またたく間にフィットした!
と、言いますと、昨年のサディオ・マネを思い出します。
私が関心を持っているのは、サディオ・マネがピッチに帰って来たとき、モハメド・サラーとどのようなポジション関係となり、どんな連携を見せてくれるか!という部分です。
この二人が完璧にチームの中でフィットすれば、リバプールは驚異的な攻撃力をもつことでしょう。
ここまでのプレシーズンマッチを観ていると、モハメド・サラーの主戦場は主に右ワイド。
ただ、随所において、ピッチの中に侵入してくる動きも見られました。
ピッチ上で広く活躍できるタイプかと。
サディオ・マネのスピード、運動量も相当なものだし、この二人が共存したとき、それをいかに上手に使うか。
ここが、注目されます。
いずれにしても、今シーズンのリバプール。
その攻撃陣は、非常に楽しみだ!
これは、間違いのない事実かと思います。