ジョゼ・モウリーニョという人には、リバプールは何度も痛い目にあわされてきました。
ベニテス時代には、激しい舌戦もあったりと・・・。
憎々しいほどの強さを感じさせる人。
ただ、敵味方という考えを離れれば、偉大なメッセンジャーにして、カリスマであると思います。
モウリーニョが、スティーブン・ジェラードを大いに評価しており、何度も獲得を試みたという話は有名ですが、それでも誘いを断り続けたキャプテンに対し、モウリーニョは、ある種の感銘さえ受けていたのではないでしょうか。
そんなモウリーニョは、スタンフォード・ブリッジでジェラードへ敬意を表して送れたことを喜ぶと共に、偉大なプレイヤーの最後を見るのは、悲しいものだ・・・とも語っています。
(JM)
スタンフォード・ブリッジは素晴らしかったと思うよ。
スティーブン・ジェラードを大喝采で送れたことは、本当によかった。
最高の男を送るには、大きなリスペクトが必要なんだ。
私は、彼を恋しく思う。
私がいるリーグが、いつでもベストであってほしいとも思っているよ。
だから、このリーグには、最高のプレイヤーにいてほしいんだ。
私は、素晴らしいプレイヤー達の最後を見てきた。
いつも傷つくよ。
フィーゴがインテルで最後の試合に臨むときも、私は一緒だった。
スティーブンが去り、フランク・ランパードが去り、そしてジェイミー・キャラガーとね。
偉大なる敵でもあったよ。
最近の傾向として、私達は留めおけない状況がある。
しかし、私達は、素晴らしき対戦相手との思い出を胸に残すことが出来るんだ。
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昨日の試合。
スティーブン・ジェラードがピッチをあとにするとき、俄にブーイングが起きましたね。
そのとき、ピッチの近くまでモウリーニョが乗り出し、高々と両手をあげ、大きな拍手をスタンドに要求しているように、私には見えました。
きっと、モウリーニョは、この場はブーイングではなく、最大級の拍手で英雄を送ろうよ!と、スタンドへ向けて、自分の気持ちを伝えたのではないでしょうか。
まったく仮定の話ですが、もしキャプテンがモウリーニョのクラブへ行っていたら・・・・おそらくリーグタイトルを掲げたことでしょう。
でも、それを選択しなかったのがキャプテンたる男気。
夢想してみます。
では、モウリーニョがランパードを連れて、リバプールの指揮を取っていたら?
実現することのない想像ですが、きっと優勝していたのではないか?
そう思えて来るのです。