フットボールは、長きに渡る歴史を持っていますが、であるがゆえに、非常に悲しい出来事をも経験してきました。
1958年の今日、2月6日には、「ミュンヘンの悲劇」と呼ばれる事故が起きています。
まずもって、犠牲となった方々に、心から哀悼の意を表します。
ご存知の皆さんもいらっしゃると思うのですが、ミュンヘンの悲劇とは、今から59年前の今日、マンチェスター・ユナイテッドのプレイヤー達を乗せた飛行機が離陸時のトラブルによりミュンヘンのリーム空港で事故を起こしたものです。
マンチェスター・ユナイテッドのプレイヤーとしては、8人が亡くなっています。
重傷者も出ていて、今でもお馴染みであるユナイテッドのレジェンド、ボビー・チャールトンさんも搭乗しており、奇跡の生還を遂げています。
あのとき、もしボビー・チャールトンさんが助かっていなかったら、イングランドのフットボール史も違うものになっていたかもしれませんね。
リバプールはクラブとして、毎年この日に追悼のメッセージを発しています。
ここは、スポーツマンシップですね。
それが、イングランドフットボールの素晴らしさであり、リバプールというクラブのハートでもあると、私は思います。
今年もリバプールFCは、「決して忘れない」とメッセージを発しています。
長く強いライバル関係にあるリバプールとマンチェスター・ユナイテッドですが、今日この日は、亡くなった方々へ誠を捧げたいと思います。
どうか安らかに。
RIP
YNWA