リバプールがピオトル・ジエリンスキ(ポーランド)獲得に動いているという報道は、私が知る限り2016年の春頃からあったわけですが、ここへ来て再び、その名前がメディア上で取り沙汰されるようになってきています。
現在はナポリでプレイをしているピオトル・ジエリンスキ。
ユルゲン・クロップ監督が、おおいに気に入っているタレントだとも言われています。
このピオトル・ジエリンスキの去就に関して、イタリアのorriere dello Sportでは、ナポリは£57.3mの値をつけると報じているそうです。
この金額をつけるということは、基本的にナポリは、放出する意思はないと見てよさそうですが。
ピオトル・ジエリンスキは、1994年5月20日生まれの23歳。
その才能は高く評価されているものの、今シーズンのナポリにおいては、セリエAの試合で、23試合出場、うち8試合が先発という状況です。
残りの16試合は、ベンチスタートということですね。
普通ならば、£57.3mを付けようとするだけのプレイヤーなら、もっとスタメンがあってよいものだと思いますが、そこは強気のナポリということでしょうか。
チームが採用する戦術にもよりますしね。
ただ、£57.3mといえば、決して安い買い物ではありません。
ビルヒル・ファン・ダイクやナビ・ケイタの獲得により、リバプールの補強資金の相場が上がった印象はありますが、相当のスター・クラスに支払うべき金額かと。
それでもピオトル・ジエリンスキが必要なんだ!ということであれば、リバプールの眼力を信じたいとは思います。
とはいえ、ピオトル・ジエリンスキの移籍金に関しては、報道でも乱高下があり、確かなところは分からないというのが、率直なところかもしれません。
本人の希望はどうなのか?
バイアウト条項がどうなっているのか?
今後もピオトル・ジエリンスキの名前が頻繁に浮上してくるようならば、そのへんも見極めていきたいと思います。