先ほど、チャンピオンズリーグ・グループステージの第2戦、ナポリ対リバプール戦が終了しました。
試合は、1-0のスコアでナポリが勝利しています。
リバプールは、思い切って主力を投入しただけに、痛い敗戦だと言えそうですが、ここから盛り返すために、下を向かないことですね。
両チーム共に得点がないまま推移した試合。
ナポリの決勝ゴールが決まったのは、90分のことでした。
先日のプレミアリーグで、チェルシーとかなり濃厚な試合をしていただけに、リバプールのメンバー達には、多少の疲労があったか?とも思えますが、ナポリはコンパクトに陣形を保っており、見事な戦いぶりだったと思います。
私なりに感じたのは、良いときのリバプールと比べて、両サイドからの攻撃参加が少なかったかなということです。
ナポリのプレッシャーが、それをさせなかったのか?
それとも、オーバーラップを意識的に自重していたのか?
両翼から攻め上がるダイナミズムが、やや不足していた印象は受けました。
リバプールは、これで1勝1敗となったわけですが、次からはレッドスターとの連戦であり、ここで2連勝を決めることが必須ですね。
もし、レッドスターから2連勝を奪えば、気持ち的にも上向いて来ることでしょう。
なお、リバプールは、この試合で3人の交代枠を使っています。
■19分:ナビ・ケイタ → ジョーダン・ヘンダーソン
■76分:ジェイムズ・ミルナー → ファビーニョ
■88分:サディオ・マネ → ダニエル・スタリッジ
ファーストハーフのうちに、ナビ・ケイタを交代させざるを得なかったのは、プランになかったことで、これも痛かった部分ではあると思います。
これは、ナビ・ケイタがピッチにうずくまっていたところ、試合が止まったものですが、何が原因で、どこを痛めたのか?は、まだちょっと分かりません。
ただ、倒れた状態で、自由に上半身を起こせないような様子も見えたため、もしかしたら腰を痛めたか?とは、まったくの私の印象です。
ナビ・ケイタ、負傷の件については、今後の説明を待ちたいと思います。
フロントスリーに関しては、中盤がボックス内に飛び込みにくかったこと、あるいは前述したように、両サイドからのオーバーラップが少なかったことにより、本来の実力が発揮できなかったようにも思います。
むしろ、ナポリに上手く守られたと言ったほうがいいかもしれません。
それでも、サディオ・マネのがんばり、シャープさは、光っていたと、私は思います。
来る日曜日には、プレミアリーグのマンチェスター・シティ戦があるし、リバプールとしては、しっかり気持ちを切り替えることが大切ですね。
なお、セカンドハーフですが、リバプールの右サイドからクロスを上げられるシーンが結構あったと思うし、そちらサイドからの展開で、ゴール目の前でボレーを放たれ、バーに守られたシーンもありました。
この試合を終えて、何を改善すべきなのか。
そこをよく検証して、次からに活かしてほしいですね。
前述もしましたが、つい先日、チェルシーとあれだけの激戦を演じていますので、なかなか難しい試合であったことは事実ではないでしょうか。
いずれにしても、この試合は終わったわけだし、しっかりと検証も必要だし、何よりシティ戦へ向けて、ファイティング・スピリットを沸き立たせる必要があると思います。
前を向いて、進んで行きたいですね。