先ほど、ダブリンで開催されたフレンドリーマッチ、ナポリ対リバプール戦が終了しました。
試合結果は、0-5の大差、クリーンシートでリバプールが勝利を飾っています。
プレミアリーグ開幕一週間前にあたり、ポジティブな結果だと思います。
大量5ゴールを決めたリバプールですが、その得点経過からまとめてみます。
■4分:ジェイムズ・ミルナー
■9分:ジョルジニオ・ワイナルドゥム
■58分:モハメド・サラー
■73分:ダニエル・スタリッジ
■77分:アルベルト・モレノ
先制点となったジェイムズ・ミルナーのゴールは、ボックス内でサディオ・マネがクイックに反転、ミルナーにボールを戻し、それを受けたミルナーが、左足で決めたものでした。
2点目となったジョルジニオ・ワイナルドゥムのゴールは、左からのショートコーナーからの展開でした。
ミルナーがゴール前へクロスをあげ、競り勝ったジニが、ヘディングでゴールを決めています。
3点目、モハメド・サラーのゴールですが、シェルダン・シャキリが左からクロスを供給。
そのボールをモーがヘッドをしたところ、相手ディフェンダーのクリアが短くなり、再度モーがボールを奪い、実に良くコントロールされた左足のシュートを綺麗に決めています。
73分に生まれたダニエル・スタリッジのゴールですが、シャキリからのパスを受けたディボック・オリギがシュート。
ゴールキーパーが前にはじいたところをスタリッジが、左足で決めきったものです。
リバプールの5点目となったアルベルト・モレノのゴールですが、ダニエル・スタリッジからのロングフィードを受けたモレノが、左足で豪快にシュート。
相手ゴールネットに突き刺すような弾道のキックでした。
あくまで、私なりに個々のプレイヤーを見たとき、まずはサディオ・マネのコンディションが良さそうだな!ということを感じました。
スピードが十分に発揮されているし、躯のキレもよかったと思います。
また、セカンドハーフ冒頭からピッチに入ったシェルダン・シャキリは、とても良いパフォーマンスを発揮し続けたと思います。
ボールロストがなく、ドリブル、パスと、かなり精度が高かったし、相当のスピードで走れていますね。
さらに言えば、いつも書かせていただいているのですが、やはり私の眼には、カーティス・ジョーンズが、実に良く見えます。
ボールタッチが柔らかいし、今日も絶妙なスルーパスを送るなど、非凡なところを見せてくれたと思います。
今日のスタメンは、プレミアリーグ開幕戦のメンバーに、かなり近いと思うし、完勝でこの試合を飾れたことは大きいですね。
欲を言えば、ドミニク・ソランケに、そろそろゴールが欲しいところです。
今日も絶好機があったので、今後しっかりと決めていければよいと思います。
あとは、課題としては、やはりセンターバックでしょうか。
プレミアリーグ開幕前に、負傷者が続いてしまいました。
逆に言えば、ジョー・ゴメスにとっては、アピールをするチャンスだし、活躍をすれば、一気にレギュラーを獲れる可能性もありそうです。
このチャンスを掴めるか!が、非常に大きなものを意味しているように思います。
なお、リバプールデビューとなったアリソンですが、試合序盤に、前線で走るモハメド・サラーにロングフィードし、キック一本でチャンスをつくっていました。
ここ数年、リバプールになかった光景で、キックの精度がいかに大切かを再認識したところです。
プレミアリーグ開幕を前に、いい結果を出せましたね。
あとは、怪我をせずに、万全の状態で、ウェストハム戦を迎えたいところです。