センターバックの危機に瀕しているリバプール。
それでも試合は続くし、誰かがその役割を果たさなければなりません。
ウェストハム戦で、ユルゲン・クロップ監督が託したのはナット・フィリップス。
プレミアリーグデビューの瞬間でした。
そのナット・フィリップスがファンの選ぶマン・オブ・ザ・マッチに選出されています。
まずは、おめでとう!と、心から言いたいと思います。
デビュー戦で90分間ピッチに立ち、マン・オブ・ザ・マッチ!
彼にとって忘れ難い日になったことでしょう。
ナット・フィリップスに投票をしたファンは、今のリバプールがどういう状況なのかが分かっている人々だと思うし、ナット・フィリップスにとって、この試合がどういう意味を持っているかを知っている人達だったのだろうと思います。
デビュー戦でファンから認められ、支持された。
これは、彼にとって大きな自信に繋がるでしょうから、今後の成長の糧にしてほしいですね。
ファン・ダイクの長期離脱はあまりにも痛い。
ただ、ネガティブに考えるだけではなく、若手達ががんばり、格段に成長してくれたならば、リバプールには得るものもあります。
ファン・ダイクが不在となり、代役を務めたファビーニョも負傷。
ジョエル・マティプは、どうしても怪我の回復に時間がかかる傾向にあり、リバプールは若手に頼る選択をする必要がありました。
その期待に応えたナット・フィリップス。
気持ちあふれるファイトに拍手を送りたいと思います。