いつかはリバプールの主力に!
若手センターバックとしてチームの危機を救って来たのがナット・フィリップスでした。
そのナット・フィリップスも28歳になっています。
この度、LFCから公式発表がありまして、ナット・フィリップスはウェストブロムへ旅立つこととなりました。
完全移籍です。
リバプールでの9年間に終止符を打ったということですね。
フィリップスは2016年のこと、トライアルを経てリバプールのアカデミーに加わり、その後トップチームで29試合に出場。
ナットのデビューは2020年1月、VfBシュツットガルトへのローン移籍中に一時的にチームへ戻ったものです。
アンフィールドで行われたエバートンとのFAカップ戦で出場した試合であり、その後、またドイツへ戻行ったという経緯です。
あの時のことは忘れようがありません。
その翌シーズンには、負傷者が続出したユルゲン・クロップ監督のチームにおいて、20試合に出場し、非常に厳しいと言われた中、プレミアリーグ3位フィニッシュにチームを押し上げ、チャンピオンズリーグ出場権の獲得に大きく貢献しました。
ナットが大活躍したシーズンは、センターバックが軒並み負傷!
まさにクライシスでしたが、それを救ったのがナットであり、リース・ウィリアムズ、オザン・カバクでしたね。
コンスタントなプレーができるよう、ナットには度々移籍の話が持ち上がり、実際引きもありました。
しかし、ナットがいよいよ出られると思うと、誰かセンターバックが負傷をし。
お守りのような選手だったように思います。
しかし、空中戦の強さは傑出しており、ファイターでもあった。
ナットにとっては、我慢の時期も長かった。
センターバックというポジションであれば、今後まだ数年は良い状態でプレーができることでしょう。
ナットの幸せを心から祈ります。