リバプールの試合が始まろうとしいるとき、「おや?」と思われた方々も多いことでしょう。
当初、スタメンと発表されたナビ・ケイタの姿がなく、急きょジェイムズ・ミルナーが中盤を努めています。
おそらくは、試合前の練習で何かが起こったのだろうとは想像がつきましたが、やはりそのとおりだったようです。
ユルゲン・クロップ監督の説明をLFCが公式に伝えており、ナビ・ケイタはウオーミングアップの段階、それも最後のところで問題を抱えたとのこと。
詳しいことは分からないとユルゲン・クロップ監督はしており、今後メディカル・チームによって負傷の程度が評価されるそうです。
しかし、ユルゲン・クロップ監督は、FAカップ3回戦のマージーサイドダービーには、ナビ・ケイタを起用しないと既に決断をしたと発言をしています。
せっかくフィット感が出て来ていただけに、残念と申しますか、勿体ないですね。
ちょっとナビ・ケイタは怪我が多い印象があります。
ユルゲン・クロップ監督としては、今の段階では詳しくは分からないとしていますが、どうもウオーミングアップの際、最後にキックをした時に痛めたのではないかと見ているようでした。
股間に違和感、痛みがあるようで、ドレッシングルームへと戻って来たときには、足を引きずっていたとされています。
リバプールの中盤には、豊富なタレントがいますが、ここまで負傷者が続くと、チームのやり繰りが厳しくなりますね。
おそらく、マージーサイドダービーでは、若手の抜擢をしなければ、チーム編成が難しくなると思われます。
また、再びアダム・ララーナにかかる期待が高まる可能性も生じて来た。
それは事実だと思います。
アレックス・オックスレイド=チェンバレン、シェルダン・シャキリ、ファビーニョ、さらにナビ・ケイタと中盤に負傷者が相次ぐリバプール。
それを考えると、ジョーダン・ヘンダーソン、ジェイムズ・ミルナーが元気でいてくれることが救いです。
ジョルジニオ・ワイナルドゥムも一時期怪我を抱えましたが、私の印象では、ジニの場合には、どこかを痛めても復帰が早いですね。
あれだけのハードワークをしているのですから、それは時には問題が生じることがあるでしょう。
そんなとき、どれだけ早く回復できるか。
それもフットボーラーとして重要な要素だと思います。
ナビ・ケイタの件については、今後詳しい離脱見込み期間が示されると思いますが、ユルゲン・クロップ監督が、エバートン戦では使わないと明言をしているので、ここはカーティス・ジョーンズあたりにチャンスが巡って来るかもしれません。
もし出番が来たならば、思いっきり持てる才能を知らしめてほしいですね。
チームのためにも、ナビ・ケイタの一日も早い回復を祈ります。