今シーズンは、リバプールの左サイドバックとしてレギュラーの座を射止めた感のあるアルベルト・モレノですが、昨シーズンは厳しい状況でした。
本来、ミッドフィールダーであるジェイムズ・ミルナーに、左サイドバックの定位置を明け渡す形となり、それはシーズンを通じて続いたのも事実。
しかし、そのような状況であっても、アルベルト・モレノは、リバプールを離れようと考えたことはなかったとしています。
これは、アルベルト・モレノがIBTimesへ語った言葉だそうで、エコーも記事として取り上げています。
今回は、そのごく一部ですが、私なりにご紹介をしたいと思います。
(Alberto Moreno)
シーズンの終わりには、多くのオファーがあったことは本当だよ。
だけど、ぼくの考えは、リバプールに残ることにあったんだ。
クロップ監督は、とても率直だったよ。
彼はぼくに、何も約束などしなかったし、新しい左サイドバック獲得に動いていることも教えてくれたんだ。
それでもぼくは、リバプールのためにプレイがしたかった。
リバプールは偉大なクラブであり、ぼくは自分がここでプレイをする姿を見ていたんだ。
プレシーズンマッチがスタートする前には、多くのリバプールファンの間でも、「アルベルト・モレノは移籍だろう」という声が多かったことと思います。
いま思えば、アルベルト・モレノは、プレシーズンマッチで、本当によくやりましたね。
リバプールに残って、ポジション争いをしていくことは、自分にとって厳しい道だということも、アルベルト・モレノは理解していたといいます。
そこを乗り越えたのには、家族の理解と助けもあったとしています。
今シーズン、リバプールでは左サイドバックとして重用され、スペイン代表に返り咲くことになったアルベルト・モレノ。
今後もがんばってほしいし、アンドリュー・ロバートソンと、いい意味での競争をしていってほしいですね。