プレミアリーグ 試合日程・結果

ニューカッスル対リバプール戦の結果と感想 16歳が劇的ゴールで試合を決める!


先ほど、プレミアリーグ第2節のニューカッスル対リバプール戦が終了しました。
シーズン序盤でのニューカッスル戦、しかもアウェイ。
決して簡単な試合ではなかったと思います。

まず、自分の率直な思いを書くと、心臓に良くない試合でした。
ファーストハーフ終了直前、リバプールは数的優位になり、セカンドハーフ冒頭には2点のリードを持つことに。
しかし、それから試合は大きく動き。

 

セント・ジェームズ・パークで勝利したのは!

このスタジアムは、常に熱いサポーターに取り囲まれる場所。
その中でリバプールは2点をリードし、しかも数的には有利な状況でした。
ゴードンがファン・ダイクに危険なファールを犯し45+3分の段階でレッドカードが提示されたものです。

しかし、ホームのニューカッスルは2点を返す展開に。
2点をリードして2点を返されるとは、開幕戦と同様ですね。
しかし、リバプールにはドラマを生める力があった。

この日のヒーローになったのは90+6分の段階でピッチに投入された16歳のリオ・エングモア!
登場した約4分後に値千金以上の素晴らしいゴールを決めてみせました。
試合結果は、2-3のスコアでアウェイのリバプールが勝利!

得点経過

この試合の得点経過をまとめてみましょう。
特にニューカッスルに怪我が出て治療時間があったためセカンドハーフのアディショナルタイムは長くなりました。

  • 35分:ライアン・フラーフェンベルフ
  • 46分:ウーゴ・エキティケ
  • 57分:失点
  • 88分:失点
  • 90+10分:リオ・エングモア

88分に追いつかれたのは、時間帯的にも嫌でしたが、エングモアが期待以上の決定力を見せて試合を決めてくれました。
今年の夏以来、エングモアの成長ぶりは著しいですね。
末恐ろしい16歳です。

リバプールの得点シーン

では、リバプールの3ゴールを振り返ってみましょう。
先制点となったゴールを決めたのはフラーフェンベルフ!
右足から放たれたミドルは低い弾道を描き、ゴールのニアぎりぎりに突き刺さりました。
あれは完全に狙いどおりのキックだったと思います。

リバプールの2点目は、ウーゴ・エキティケがゲットしています。
これでエキティケは、開幕に続きリーグ戦2試合連続ゴール!
コミュニティ・シールドを加えると、公式戦3試合すべてで得点を決めたことになります。
まだ、新しいチームに来たばかりだし、初のプレミアリーグですから、これからよくなる一方でしょうね。

その後、2-2に追いつかれたリバプールでしたが、試合終了間際に投入されたエングモアが劇的決勝点!
もうこれは説明するのも野暮のようなもので、右足のキックでゴールファーを狙い撃ち!
与えられたプレー時間は短く、しかも緊迫したアウェイでの試合展開において、あれだけ落ち着いてゴールを狙えるスキルというかハートは凄いものがあると思います。

実戦の中でチーム力を向上させていこう

こういう試合展開になれば、批判を受けることがあるかもしれません。
しかし、シーズンはまだ始まったばかり。
これから実戦を重ねる中で、チームの成熟度を増して行きたいですね。
その過程で、いかに勝ち点を積み上げて行くかが重要だと私は思います。

開幕戦では、途中出場のフェデリコ・キエーザがヒーローとなり、第2節ではエングモア!
これをポジティブに捉えて、チームの勢いにして行きたいですね!

本職ではないポジションで奮闘したソボスライ

ニューカッスル戦を迎えるにあたり、リバプールに不安要素があったとすれば、右サイドバックの手薄感でした。
コナー・ブラッドリーは、トレーニングに復帰したばかりであり、長い時間でのプレーは難しい。
ジェレミー・フリンポンもハムストリングを痛め、欠場が確定していました。

そんな状況下、チームを救ったのはドミニク・ソボスライだった。
ソボスライの頭脳が秀でており、運動量を誇るスタミナ、さらに正確なキックと、多くリバプールを助けたと思います。
影のプレイヤー・オブ・ザ・マッチと呼びたくなります。

アーセナル戦へ向けてチームの課題を整理しよう

宿題は残ったものの、この時期ですから結果を出しながら反省点を浮き彫りにし改善して行く。
それは大切なことのように思います。

次はアーセナル戦です!
日替わりでヒーローが出ているリバプール、劇的な試合はエキサイティングですが、今度のアーセナル戦は安心して見られるような試合をお願いします。
ただ、相手も強く、激しい試合になることでしょう。
楽しみなビッグマッチがやって来ますので、それまでの間にチームに必要なことを抽出し改善して行きたいですね。

リバプールが使った5枚のカード~結び

さて、2-3でリバプールが勝利したアウェイでのニューカッスル戦。
この試合でリバプールは、5枚の交代カードを切っています。
そちらをご紹介して、この稿を閉じたいと思います。
1試合、1試合に集中し、ひとつひとつ改善ですね!

  • 80分:ヴィルツ、エキティケ → ブラッドリー、キエーザ
  • 90+6分:ガクポ、ジョーンズ → エリオット、エングモア
  • 90+12分:サラー → 遠藤

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Toru Yoda

ただの埼玉の隠居です

Liverpoolのことを書き続けて幾年月
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