プレミアリーグ 試合日程・結果

ニューカッスル対リバプール戦(プレミアリーグ第38節)の結果と感想

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先ほど、プレミアリーグ最終戦、ニューカッスル対リバプール戦が終了しました。
試合は、1-3のスコアでリバプールが勝利を飾っています。
最終戦でも勝ち点3を重ねたことで、今シーズンにおけるリバプールの総勝ち点は99ポイントに。
まずは、お疲れ様でした!と、言いたいと思います。

▲1分:失点
■38分:ファン・ダイク
■59分:ディボック・オリギ
■89分:サディオ・マネ

試合開始直後、あららという間に失点を喫してしまったリバプールですが、これはファールからのリスタートで、守備の準備が整わないところを突かれたもの。
厳しく言えば、オフサイドを取り損ねたということになるのでしょうが、フリーキックの際に、しっかりとボールをセットしていたのか?という方が疑問には感じました。
ただ、油断は大敵だし、90分間集中することを改めて学びたいですね。

リバプールが同点に追い付いたのは、ファン・ダイクのヘッドでした。
アレックス・オックスレイド=チェンバレンが、右ワイドの深い位置から丁寧なクロスを供給。
ファン・ダイクが打点の高いヘッドで、しっかりと決めています。

このプレイの直前に、リバプールはフリーキックを得ており、その流れからの攻撃であったため、ファン・ダイクが前線に残った状態でした。
また、アシストをしたアレックス・オックスレイド=チェンバレンにボールを出したのもアンディ・ロバートソン。
こちらも、フリーキックからの流れがあり、右サイドに残っていたものです。

リバプールの逆転ゴールは、ディボック・オリギが決めています。
まず、ファン・ダイクが後方からロングフィード。
そのボールをアンディ・ロバートソンがダイレクトでディボック・オリギへと戻し、左45度からの右足のシュートでした。

リバプールのだめ押しゴールは、途中からピッチに入ったサディオ・マネが決めています。
左ワイドでボールを受けたサディオは、右足で、ちょんちょんと誘うようにしつつカットインをする形で綺麗にカーブをかけた右足のシュートを放ち、ゴールのファーへ見事に決めています。

ファーストハーフに関しては、ニューカッスルが自陣に閉じこもったような展開となり、リバプールも苦しんだと思います。
そんな中、ジョー・ゴメスが再三持ち上がろうという姿勢を見せていたことが印象に残りました。
また、アンディ・ロバートソンが奮闘をしていたし、ジェイムズ・ミルナーも運動量が豊かでした。
目立たないところでがんばっていたのはジョルジニオ・ワイナルドゥムでしょうか。

ニューカッスル目線で言えば、ちょっと心配なのは、降格等がかかっているわけではないのに、あれだけ引いてしまうホーム・ゲームで良かったのか?という部分です。
ただ、それもチームの戦術として考えたことでしょうから、批判することは出来ません。

リバプールのプレイヤーにもフラストレーションは多少あったとは思います。
圧倒的にポゼッションで優位に立っているものの、なかなかフィニッシュをいい形で打てない。
それがどうでしょう、前線3人をいっぺんに変えた途端、周囲の選手まで活性化し、スピードアップした感があります。
改めて、リバプールのフロントスリーの凄さを思い知り、嬉しいという気持ちと、そこが強力過ぎるだけに、若干の不安がよぎったことも事実です。
それくらい、フロントスリーの存在感は凄かった。

さて、南野拓実のことにも触れてみましょう。
出来映えは、決して悪くなかったと思います。
時折見せるターンには、高いテクニックとセンスを感じさせてもらえました。
ただ、フォワードはゴールを決めてなんぼの世界ですから、ここは来シーズンに期待ですね。
しっかりと準備をして、まずはチームメイト達からの信頼を高めてほしいと思います。

ネコ・ウィリアムズにとっては、良い勉強になった試合と見てあげるべきでしょうか。
右サイドと左サイドの差が見えてしまったことは事実ですが、今日の試合を教訓に、より成長してチャレンジして行ってほしいと思います。

なおリバプールは、5人の交代枠を使っています。

■64分:ディボック・オリギ → サディオ・マネ
■64分:南野拓実 → モハメド・サラー
■64分:アレックス・オックスレイド=チェンバレン → ロベルト・フィルミーノ
■84分:ネコ・ウィリアムズ → トレント・アレクサンダー=アーノルド
■84分:ナビ・ケイタ → カーティス・ジョーンズ

フロントスリーが入ったことで、劇的にリバプールのプレイが活性化したことは既に述べましたが、短い時間の出場でもカーティス・ジョーンズは、スキルの高さを見せつけましたね。
また、度胸がある。
これは、来シーズンが実に楽しみです。

優勝を飾ったリバプール。
最終戦も勝利を決めたことで、また前向きな気持ちで、新しいシーズンへ向けて準備をしてほしいですね。
やはり、勝利して終われることは嬉しいものです。
今シーズンもお疲れ様でした。
ありがとうございました。

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