リーグカップ(EFLカップ)4回戦のトッテナム戦において、久しぶりにリバプールのゴールマウスを守ったシモン・ミニョレですが、その試合後のコメントをDailymailが報じています。
ミニョレとしては、控えゴールキーパーに甘んじることには耐えられないという趣旨の発言です。
トッテナム戦におけるミニョレのパフォーマンスに関しては、私としては決して悪いものではなかったと思います。
ミニョレ自身、手応えを感じているようで、自分の場所を取り戻すために、絶対に諦めないと語っています。
ここでは、そのミニョレの言葉の一部を私なりにご紹介してみたいと思います。
(SM)
ぼくは、ベンチに座っている状況を受け入れることは出来ないよ。
ぼくは28歳だし、毎週のようにプレイがしたいんだ。
決して諦めずに、ハードワークを続けていくつもりさ。
打ち勝つためのチャレンジだとも言えるね。
長い時間はかけたくないんだ。
唯一すべきことは、自分のベストを尽くすことさ。
いつもやっているようにね。
そうすれば、誰であろうと、私が失望させたなんてことは言えないさ。
ぼくは、自分の場所を取り戻すために、戦い続けることだろう。
決して、諦めたりしないよ。
ぼくは、そういうタイプのキャラクターではないからね。
ぼくとしては、自分の能力を最大限に発揮して、自分の仕事をするだけさ。
トッテナム戦での自分のパフォーマンスは、嬉しく思っているよ。
ぼく達は、次のラウンドへ進んだし、またプレイが出来る良いチャンスになるね!
ミニョレは常にレギュラーを張ってきたし、リバプールへやって来る前にはサンダーランドに在籍しており、プレミアリーグのことも知り尽くしています。
また、クラブで出番がなくなれば、ベルギー代表からの招集にも少なからず影響はあることでしょう。
一方のロリス・カリウスは、プレミアリーグへやって来て、まだ数試合しかプレイをしていません。
ユルゲン・クロップとしては、目先のことだけで、ゴールキーパーのチョイスはしてはいないようにも思えます。
ただ、最近におけるミニョレのコメントを見聞きする限り、かなりフラストレーションはたまっているようです。
今後、クロップがどんな起用法を採用するか?にもよりますが、ミニョレにとっては、たとえば週末のクリスタルパレス戦でもベンチだった場合、またいろいろ思うところは出てくるように思います。
ひとつ、リバプールファンとして念頭に置いておきたいのは、リバプールにはダニー・ウォードもいるということですね。
現在はローン中ですが、やはりリバプールでのナンバー1ゴールキーパーになることを目指しているようです。
試合においては、1人しか出場ができないポジションだけに、監督としても舵取りをする上で、なかなか難しい選択を迫られることもあることでしょう。
まずは、ミニョレとカリウス、トレーニングの場で、健全にしのぎを削ってほしいですね。