昨シーズンは、前十字靱帯損傷という大怪我に見舞われ、ほぼシーズンを棒に振ったダニー・イングスですが、プレシーズンマッチでは数試合への出場を果たしています。
あくまで、私目線でみた場合ですが、プレシーズンマッチにおけるイングスの出来映えは、彼本来の実力を発揮するまでには、まだ至っていないと思えました。
ただ、それもそのはずで、あれだけの大きな怪我を負ってブランクがあったのですから、徐々にトップフォームへとあげていけばよい！と、私は思っています。
そんなイングスに関するユルゲン・クロップのコメントをエコーが掲載しています。
・ダニー・イングスを放出することはない。
・頼りにしているし、リバプールにとって必要な存在だ。
・・・という趣旨です。
以前から、私なりに書いてきましたのは、イングスがトップフォームを取り戻し、万全な状態で試合に臨めば、ユルゲン・クロップが標榜するフットボールにしっかりフィットするのではないか！ということ。
まだまだ、これから、もっともっとイングスは、コンディションをあげてくる！と、私は信じています。
ユルゲン・クロップは、ストライカーに関して、クリスティアン・ベンテケとマリオ・バロテッリを戦力としては見ていないようですが、イングスに関しては、リバプールに貢献してほしいと考えているようで、放出する意思はないことを明確にしたそうです。
ユルゲン・クロップは、イングスに関して、こんな表現を使ったとのこと。
「他の２人（ベンテケとバロテッリ）とは、状況が異なるよ」
要するに、新シーズンの戦力として、計算に入れているということですね。
また、ユルゲン・クロップは、イングスに関して、次のような発言もしています。
「イングシーは、素晴らしいよ」
「彼は、昨年の１０月以来怪我をしていたから、時間が必要なんだ」
「今の彼は、どんどんよくなっている。ゴールを決めたとしても、プレシーズンの最初の２週間から３週間は厳しいものであると、彼自身がよく分かっていたはずさ」
冒頭で、私としては、まだイングスが万全のコンディションに戻るには時間がかかるという考えを示しましたが、やはりユルゲン・クロップも、元に戻るためには、時間をあげて見ていく必要があると考えているようです。
すべての準備が整ったとき、イングスは、相手チームにとって、非常に怖いストライカーになる！と、私としては思っているし、そうあってほしいと願っています。