ユルゲン・クロップが監督になれば、メディアとしては、「すわ!ドルトムントから誰かを連れてくるのか!」という話題になりがちですが、クロップ自身が、そういった意図はないと答えています。
補強は補強、ドルトムントと距離が近いからといって、そこから引き抜くつもりはない!ということかと思います。
ある意味、今後も出てくるであろうメディアの推測を前もって封じた形でしょうか。
(JK)
私には、ドルトムントのスターをリバプールへ連れて来るような意思はまったくないよ。
1月に、どれくらいの資金が与えられるかにも、興味はない。
まだ10月だよ。
冬までに、どんな試合が出来るかも分かっていないんだ。
間違いなく、まだ試合は沢山残っているし、私たちは、まず自分達のプレイヤーをしっかり見ていくだろうね。
まずは、リバプールにいるプレイヤー達をしっかり見ていく!
このメッセージは、在籍するリバプールのタレント達にとって、非常にポジティブなものとして、受け止められるのではないでしょうか。
クロップが来たから、きっと誰々を獲得しに行くはず!
そういった憶測は意味がないよ・・・と、言っているように思えます。
現有戦力で、出来るだけのことをやる!
そういった意思を明確にしたものでありましょう。
「1月の資金がどれだけあるかにも関心はない」
これは、監督として、なかなか言えない言葉だと思います。
この言葉の断片から、クロップの胸中に潜む自信のようなものを垣間見た思いがいたします。