リバプールがプレミアリーグで優勝する確率は？
レッズファンからすれば、愚問に映るかもしれません。
ファンというものは、例え絶対的に有利であっても、トロフィーを掲げる姿を実際に見るまでは安心できませんよね。
ただ、リバプールを最も応援しているわけではない第三者やジャーナリスト、あるいはOB達の大多数はリバプールが優勝すると考えているはず。
ところで、緻密なデータ分析を行っているOpta（オプタ）が、リバプールの優勝確率を出しています。
プレミアリーグの試合は残り10試合となったレッズ。
1試合消化が多いとはいえ、2位のアーセナルに13ポイントの差をつけています。
オプタは、リバプールの優勝確率を98.8パーセントとしました。
数字的に2位のアーセナルが逆転するシナリオが残っているならば、100パーセントをつけることはないでしょう。
それを考えると、限りなく100パーセントに近い98.8パーセントだと言えそうです。
アーセナルファンの心情を慮れば、かなり勝ち点差が開いてしまったと感じているに違いありません。
プレミアリーグの歴史を振り返ってみると、残り10試合の段階で、これだけの勝ち点差が開いて逆転が起こったのは、過去に1例だけだそうです。
それは、マンチェスター・ユナイテッドが1997-98シーズンにアーセナルに追いつかれたときだけです。
こういう部類の話といえば、アルネ・スロット監督は勿論、選手達もしたがらないでしょうね。
それでいいと思うし、大切なのは目の前にある1試合で勝つこと。
今、この時点で集中すべきは、チャンピオンズリーグのPSG戦です。
ただ、もしリバプールがプレミアリーグで優勝をしたときのことを考えると、イングランドのトップリーグ制覇が20回となりマンチェスター・ユナイテッドに並びます。
プレミアリーグでは2度目の優勝となりますが、初優勝を飾った年はコロナの影響で無観客試合でした。
それを考えると、今度こそKOPと歓びを共にしたいですね。
著者は、いつかその時が来るとしても、今は目の前の1試合を獲って行くべきだと考えているし、これから巡って来る1試合、1試合を大切に見ていきたいと思っています。