ホーム、アンフィールドで、マンチェスター・ユナイテッドに勝利したリバプール。
ファンが選ぶマン・オブ・ザ・マッチには、ファン・ダイクが選出されました。
また、試合を決定づけるゴールを決めたモハメド・サラーもヒーローとなり、それに関与したアリソンも賞讃されるべきパフォーマンスを見せた。
一方、キャプテン、ジョーダン・ヘンダーソンの仕事ぶりは、見ていて胸を打つものがありました。
ヘンドの特徴については、以前から触れていますが、攻守における切り替えの速さがありますね。
ユルゲン・クロップ監督が求めるフットボールという意味で言えば、これは基本なのだと思います。
その基本をキャプテン自身が、忠実にやってみせている。
また、マンチェスター・ユナイテッド戦におけるヘンドは、いつにも増して鬼気迫る気迫を見せてくれました。
ベテラン、キャプテンが、ここまでハードワークをしたら、チームメイトにもその姿勢は波及するに違いありません。
さらに、ヘンドの素晴らしさが出たのは、試合も終盤になったとき、全力でドリブルを敢行し、疲れを知らないかのように、驚愕のスプリントをやって見せたことです。
あれは、鳥肌が立ちました。
ファビーニョが不在となって以来、しっかりとアンカーの役割を果たして来たヘンド。
その貢献度の高さは、計り知れないと思います。
そして、ファビーニョも復帰を果たした。
今後のヘンドですが、より相手ゴールに近いポジションでプレイをすることも可能となることでしょう。
マンチェスター・ユナイテッド戦でも相手ゴールポストを直撃する強烈なシュートを放ったヘンド。
状態は、かなり良さそうです。
キャプテンとして、チームメイトのお手本として、ヘンドは素晴らしいパフォーマンスを発揮し、絶対に勝つ!というメンタリティーを示し、それはチームメイトへと伝播していった。
今シーズンの中でも、ベストと言ってもいいようなプレイであり、存在感だったと私は思います。
リバプールのキャプテンとして、ヘンドはすべてをマンチェスター・ユナイテッド戦へぶつけた。
文句なしの存在感、パフォーマンスだったと思います。
讃えたいですね。