今回は、リバプール期待の若手、トレント・アレクサンダー・アーノルドのことに、ちょっと触れてみたいと思います。
昨日のマージーサイドダービーでは、フィリペ・コウチーニョに代わり73分からピッチインし、約20分間のプレイをしています。
この20分間という時間の中で、アーノルドは、何度となく光るものを見せてくれたと、私は非常に注目して見ておりました。
ご存知の皆様もいらっしゃる通り、アーノルドはリバプール生まれ、リバプール育ちという生粋のスカウサー。
ご家族もリバプール・ファンとして知られています。
マンチェスター・ユナイテッド戦での先発が決まったときには、お母さんに電話で報告したという逸話を以前ご紹介しましたが、今回はアンフィールドでのマージーサイドダービー出場ですから、歓びもひとしおでありましょう。
アーノルドは、1998年10月7日生まれの18歳。
これからが、実に楽しみな若者です。
ダービーにおけるプレイぶりを見ていると、まず眼をひいたのは、そのスピードでした。
また、ゴールを狙う意識も高く持っていますね。
現在は、主に右サイドバックを担当していますが、将来はミッドフィールダーとして活躍するだろうという声も、現地では高いようです。
そういった意味で、スティーブン・ジェラードに重ね合わせて見ているファンの方々も多くいらっしゃると聞いております。
アンダー・カテゴリーの試合においては、アーノルドは結構ゴールも決めているし、中盤起用も面白そうですね。
その時期がいつか?を楽しみに待ちたいと思います。
スピードに注目したと書きましたが、これは判断のスピードも含めてという意味でピックアップしてみました。
思い切りがいいのは、見ていて気持ちがいいですしね。
これから、どんなプレイヤーに育っていくのか。
大切に育てて行きたい若手だし、もうトップチームで十分にやっていけるだけの自信もつけたことでしょう。
リバプールは、若手に楽しみなタレントが多く、クラブの未来を担う存在になってほしいと、心から願っています。