さきほど、タイのオールスターチームとのプレシーズンマッチが終了しました。
結果から書くと、0-4でリバプールの勝利。
ファーストハーフとセカンドハーフで、完全にメンバーを入れ替えての試合でしたが、それぞれ2点ずつを奪い4ゴール。
得点者は、ファーストハーフに、マルコヴィッチとサコー。
セカンドハーフには、ララーナとオリジ。
この時期だし、プレイヤーそれぞれで、調整の状況が異なりますが、何人かのメンバーをピックアップして、感想に代えたいと思います。
まず、ファーストハーフでは、開始3分にして、マルコヴィッチが高い個人技を見せての先制ゴール。
やはり、マルコヴィッチは、高い位置で起用してあげると、その良さが出るなと感じた次第です。
また、テイシェイラも効果的な良い活躍を見せてくれたと思います。
その上で、私が注目したのは、ゴールこそありませんでしたが、イングスのプレイぶりでした。
「ストライカー!」という動きを随所に見せてくれたし、昨シーズンのリバプールになかったものを見せてくれたように思います。
どれだけ、プレミアリーグで出番が巡ってくるかは分かりませんが、いいプレイヤーだな!と、感じた次第です。
次に、セカンドハーフですが、急に土砂降りの雨となり、プレイヤー達にとっては、ボールコントロールが、非常に難しかったと思います。
そんな中、目をひいたのは、ジョーダン・アイブの初速のパワフルさ。
元々、スピードのあるプレイヤーですが、走り出しのスピードが、さらにスケールアップしていることを実感しました。
ぜひ、本気でレギュラー取りを狙ってほしいですね。
次に、ヘンダーソン。
キャプテンになった自信もあると思うのですが、従来は、縦へ!というプレッシャーをかけながらのプレイが持ち味だったと思いますが、視野が広くなり、ワイドにも展開することを意識していたように思います。
より、逞しくなったのではないでしょうか。
そして、リバプールでのプレイデビューとなったオリジ。
何度か、ゴールの匂いを感じさせるプレイがありましたが、最後にはヘディングで結果(ゴール)を出しました。
ほぼフリーな状態でのヘディングでしたが、高さといい、シュートの強さといい、申し分ないゴールだったのではないでしょうか。
昨シーズン、ストライカーの活躍が、ほとんどなかっただけに、新鮮な思いを抱きました。
ここに、コウチーニョやフィルミーノ等も加わるわけですから、ポジション争いは、本当に厳しいものになりそうです。
でも、強いチームになるためには、それも必要なこと。
どれだけ競争が激しくても、チームの結束はしっかりと守ってほしい。
ぜひ、いいチームに仕上げてほしいものです。