プレミアリーグ 試合日程・結果

【プレミアリーグ第25節】リバプール対ウルブス戦の結果と感想/遠藤航投入でレッズが逃げ切り


先ほど、アンフィールドで行われたプレミアリーグ第25節、リバプール対ウルブス戦が終了しました。
過密日程で、リバプールの選手には相当な疲労があったと思いますが、ファーストハーフに決めた2ゴールを守り、レッズが2-1のスコアで勝利しています。
この時期は特に勝ち点3こそだと思うし、よく勝ちきったと思います。

得点経過は、次のとおりです。
■15分:ルイス・ディアス
■37分:モハメド・サラー(PK)
▲67分:失点

ファーストハーフのリバプールは、非常に積極性が目立ち、プレスにも行けていましたが、セカンドハーフになるとパスミスも出るようになりました。
考えてみれば、この過密日程ですから体も脳も疲れが溜まっていたことでしょう。
それでも、今日は1点差に迫られたタイミングで遠藤航が投入されており、粘りのディフェンスも見せた中、リードを死守した形でした。

リバプールの先制点は、ルイス・ディアスが決めたもので、左からの速攻が功を奏しています。
ボールはディオゴ・ジョタからルイス・ディアスへ渡り、ルイス・ディアスは斜めにドリブルをしながら中へ!
一度、モハメド・サラーに開き、リバンドもあった中でルイス・ディアスが体ごと決めた形です。
執念を感じるゴールでした。

リバプールの2点目はPKによるもの。
35分のこと、飛び出したルイス・ディアスがボックス内でゴールキーパーに倒されPKゲット!
これをモハメド・サラーが落ち着いて決めています。
今日のサラーは、浮かしたボールを真ん中へ蹴っており、完全にゴールキーパーの動きを読んだ上でのキックでした。

失点シーンについてですが、これは決めた方を讃えるべきだと私は感じました。
クーニャが決めたもので、よくコントロールされたシュートはリバプールのサイドネットを揺らしています。

おそらくリバプールの選手達には相当な疲労蓄積があったと思うし、よく勝ちきったと言っていいでしょう。
今ひとつ取り上げれば、リバプールには幻のゴールというか、ゴールが認められていればスーパーという展開がありました。
51分にサラーがゴール隅へ決めたもので、トレント・アレクサンダー=アーノルドが後方からアウトサイドキックでロングフィード!
これがモーに繋がり、シュートも完璧でした。
判定はオフサイドでしたが、これはセカンドハーフにあってのリバプールの見せ場だったと思います。

今日のウルブスは、諦めない姿勢が目立っており、リバプールにとっては簡単な試合ではありませんでした。
しかし、そういうときに勝ち点3を取ることが重要ですね。
途中でピッチに入ったジャレル・クアンサー、コナー・ブラッドリー、遠藤航なども奮闘していたと思います。
特に遠藤は、最終盤でのカバーリングなど、リバプールにとって大きな仕事をしています。

さらに言えば、今日もアリソンの神セーブが出ており、さすがの貫禄を見せました。
52分にアリソンが座り込んだときは、すわ怪我か!と心配になったものの、1対1を防いだ際、すねにスパイクが入った裂傷のようでした。
ピッチ上で治療を受けたアリソンは、そのままプレイ続行。
今後は、出来る限りの戦力を揃えておきたいですから、まずは安堵です。

これからもリバプールは過密日程が続きます。
次の試合へ準備する時間もないようなスケジュールですから、まずはリフレッシュしてほしいですね。
リバプールにとって、貴重な勝ち点3ゲットでした。

なお、この試合でリバプールは4人の交代枠を使っています。
そちらをご紹介して、この稿を閉じたいと思います。
■46分:イブラヒマ・コナテ→ジャレル・クアンサー
■63分:トレント・アレクサンダー=アーノルド→コナー・ブラッドリー
■63分:ディオゴ・ジョタ→ダルウィン・ヌニェス
■71分:ルイス・ディアス→遠藤航
※ハーフタイムでコナテを下げてクアンサーを入れたのは、怪我などではなく、2枚目のイエローをスロット監督が怖れたからだと思います。

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