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ここまでのプレシーズン 目を引いたプレイヤー達

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プレシーズンマッチも4試合を終え、残すところは、あと2試合。

この期間は、開幕へ向けてコンディション調整を合わせ込んでくるという意味もあれば、プレイヤーによっては、自分をしっかりピーアールする時でもあり、それぞれによって、多少臨み方も異なるものかと思います。

今回は、それを承知の上で、これまでのプレシーズンマッチで、特にその活躍が目立ったプレイヤーについて、触れてみたいと思います。

まず、とても印象的だったのは、やはりゴメスでしょうか。
18歳という若さのディフェンダーですが、足元も上手いし、スピードもあり、後方からの攻撃参加も期待できそうです。

昨シーズンまでのリバプールには、いなかったタイプと言えるのではないでしょうか。
さらに、サイドバックでも、左右両方をこなせることを証明し、ベンチ入りする機会も増えることが望めそうです。

次に、右サイドバックとしてサウサンプトンから加入したクライン。
プレシーズンマッチがスタートした時期こそ、やや控えめというか、探りながらのプレイをしていたように思いますが、先日の試合では、積極的な攻撃参加もみせ、そのポテンシャルを発揮してきたように思います。

さらに、ミルナーの存在も大きい。
ベテランとはいっても、リバプールでプレイするのは初めて。
しかしながら、攻守両面に渡るポジショニングの的確さと、相手からボールを奪うクレバーなところは、非常にチームを助けていると感じます。

もう一人あげるとすれば、アイブでしょうか。
プレシーズンでは、ゴールにも絡んでおり、仕上がりの良さを感じさせます。
スターリングがいなくなった今、本気でレギュラー取りを狙っている気迫が感じられます。

それに、忘れてはならないのは、ララーナですね。
非常にいい仕上がりだと思います。
ララーナの場合は、運動量が多い・・・というだけではなく、全速力で何度も何度も、相手ディフェンスにプレッシャーをかけにいく姿勢が魅力です。

逆に、もう少し、チャンスを与えた上で、見てみたかったな!と思うのは、イングス、マルコヴィッチ、テイシェイラあたりでしょうか。

まだ試合は残っているとはいえ、今後はメルウッドで調整中のメンバーも加わってくることから、出番が制約される可能性が高い。
そういった意味では、ちょっぴり残念な気もしております。

いずれにしても、新シーズンのリバプールは、攻撃的ポジションについて、かなりのタレントを擁することになります。
頼もしい反面、どれだけ上手く起用、活用していけるか?が、課題とも言えるでしょう。

いい意味で、チーム内競争が起き、皆が本気になってくれれば、勿論結構なことですが、ベンチにさえ入れない一線級のプレイヤーも出るであろう状況の中、どんな舵取りをしてゆくのか?

しっかりと見ていきたいと思っています。

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