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プレシーズンマッチに見る昨シーズンと比べたリバプールのプレイスタイルの変化

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ここまで、プレシーズンマッチを4試合消化したリバプールですが、これまで見てきた中で、昨シーズンと比較してリバプールのプレイスタイルに変化を感じた部分について、ちょっと書いてみたいと思います。
まだ、プレシーズンがはじまったばかりだし、今後も変化はするでしょうが、あくまで現時点で感じていることです。

私なりに、昨シーズンと比較して変化があるかなと感じているのは、中盤の深い位置から前線へのロングフィードが増えているのではないか?という部分です。
左ワイド、右ワイドへと、効果的なフィードが印象的です。

その理由としては、まずジョーダン・ヘンダーソンが戻って来たことが当然あるかと思います。
ヘンドの展開力は、さらに精度が高くなっているように感じます。

また、フィリペ・コウチーニョが、中盤の深いポジションへ降りてくるシーンもあり、このコウチから両ワイド(前線)へのボールの供給が効果的になされていると思います。

ただ、ロングフィードも多すぎることはなく、ここぞ!というときに用いていることから、効果的なアクセントになっているように見えます。

また、両ワイドへあがっているプレイヤーが、しっかりとボールをおさめていますね。

モハメド・サラーの加入も大きな要素のひとつかもしれません。

ここに、新シーズンにおけるコウチに求められるものの片鱗を見ることが出来ます。

また、ヘンドは、守備面でのフォローも、実に気が利いていますね。
このポジションでボールを奪い、おさめ、前線へとフィードする。

リバプールの場合は、相手エリアでのボールの受け渡しが素早く、流動性を持っていることが特徴です。
この強味を生かしながら、時に中盤の深い位置から前線両ワイドへの展開力が加味されれば、攻撃のバリエーションも増えることでしょう。

今後、まだ新たなチャレンジが見られることと思います。
開幕を迎えるとき、リバプールがどんな姿を見せてくれるか。
非常に興味があるし、楽しみです。

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