先ほど、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント・ラウンド16のセカンドレグ、パリ・サンジェルマン対マンチェスター・ユナイテッド戦が終了しました。
両者の対戦ですが、ほとんどの人々が、ファーストレグの結果を受けて、PSGの勝ち上がりを確信していたことでしょう。
しかし、ラウンド8へ進出を決めたのは、マンチェスター・ユナイテッドでした。
PSGはアウェイでのファーストレグで0-2で勝利をしており、俄然有利な立場にありました。
しかし、結果的には、試合終了間際に使用されたVARに泣かされることに。
この試合は、まず開始2分にルカクがゴールを決め、マンチェスター・ユナイテッドが幸先の良いスタートを切ります。
しかし、その僅か10分後の12分にはベルナトがゴールを決め同点に。
さらに、ファーストハーフに、もう1点が入ります。
30分にルカクが決めたもので、これでスコアは1-2に。
この時点で、2試合トータルのスコアは3-2であり、PSGは、負けたとしても、このまま行けば勝ち上がりでした。
時計の針も90分をまわり、趨勢が見えたと思いきや、マンチェスター・ユナイテッドが放ったシュートをブロックしたPSGのプレイに疑義が・・・。
一度はコーナーキックと判定されましたが、VARが用いられることとなり、その結果判定はPKに変更。
このPKを決めたマンチェスター・ユナイテッドが、1-3とリードを拡げました。
PK判定ですが、おそらくVARを使っていなければ、多くのレフリーはコーナーキックにしただろうと、私は思います。
2試合トータルでは3-3のイーブンでしたが、アウェイゴールの関係で、勝ち上がりはマンチェスター・ユナイテッドに。
PSGに油断があったとは思いたくありませんが、まさかの逆転劇でした。
昨日のアヤックスといい、今朝のマンチェスター・ユナイテッドといい、セカンドレグをアウェイで戦うチームが奮闘していますね。
いずれにしても、パリの人々は悪夢を見ている感覚に陥ったことでしょう。
フットボールの厳しさを垣間見た感がいたします。