今年の夏からリバプールのセンターバックとして仲間入りしたラグナル・クラヴァンですが、渋い補強だったと申しますか、なかなか良い補強になったと思います。
たしかに、常にレギュラー獲りを目指すタイプではないかもしれませんが、その経験値から来る落ち着きぶり、安定性は、リバプールにとってお守りのような存在になっていると思います。
長いシーズンですから、これからクラヴァンの力が必要になる試合も出て来ることでしょう。
そのクラヴァンが、リバプールのクオリティーの高さ、特に攻撃面での強さについてLiverpoolfc.comへ寄せて語っていますので、少々ご紹介してみたいと思います。
(RK)
私達のチームの前線は、素晴らしいクオリティーを持っているよ。
だから、毎日のようにトレーニングで彼等と対峙するのは大変なことだね。
しかし、だからこそ、良いトレーニングが出来ているわけだし、私にとってもディフェンス力の強化に役立っているんだ。
プレミアリーグは、非常にアグレッシブだ。
また、レフリーもそれを受け入れているように思うね。
プレミアリーグとブンデスリーガでは異なる部分があるね。
私としては、少しずつ馴染んでいく必要もあるわけで、日々のトレーニングで適応できるように心がけているよ。
それぞれのリーグに特徴があるが、おそらくプレミアリーグは世界で最高のリーグだと言っていいだろうね。
このリーグにおいて、私達は、非常に良いスタートを切ることが出来た。
しかし、まだまだ先は長いからね。
シーズンが終了したとき、私達が果たして何位にいるのか?を今の時点で名言するのは難しいことだよ。
最高の結果を残すためには、どんな試合だって重要なんだ。
一つひとつの試合で、勝利していくことが重要だね。
クラヴァン自身が言っていますが、リバプールのあの攻撃陣とトレーニングで毎日向かい合うのは、かなりタフなことでしょうね。
しかし、その積み重ねが自ずとディフェンスの強化にも繋がっていくことでしょう。
リバプールのディフェンスといえば、やはりコーナーキックをはじめとしたセットプレイからの失点をなくすことが命題かと思います。
ぜひ、今後の課題として、改善に取り組んでいってほしいと願っています。
リバプールが、鉄壁のディフェンスを誇ったとき、他のチームからしたら、手のつけられない強力なパッケージが完成することでしょう。