リバプールのゴールキーパーに関しては、非常に厳しい声があがっていた時期もありましたが、シーズン終盤へ来て、かなりシモン・ミニョレのパフォーマンスが安定してきたように思います。
この夏、リバプールがゴールキーパーの補強へ動くか?は、私には分かりませんが、少なくとも今シーズンは残り1試合であり、シモン・ミニョレに頼るしかありません。
そんな折り、リバプールの偉大なるレジェンドであるレイ・クレメンスが、シモン・ミニョレがチームに果たしている貢献を讃えるコメントをしています。
私事ですが、レイ・クレメンスには、特別な思い入れがあります。
はじめて海外フットボールを観て、リバプールファンになった時期の守護神がレイ・クレメンスだったからです。
あの当時、海外のフットボールを知らなかった私にとって、レイ・クレメンスのキックやセイブ、存在感には、強烈なインパクトを受けました。
また、レイ・クレメンスが活躍した時代のリバプールは、最強でしたからね。
さて、レイ・クレメンスの言葉については、エコーが掲載していますが、シモン・ミニョレに関して、次のような趣旨の発言をしています。
(Ray Clemence)
グレイト・セイブは試合に違いをもたらすんだ。
リバプールがアウェイで戦ったストーク、ウェスト・ブロム、ワトフォードとの試合では、シモン・ミニョレのセイブが、試合を変えたね。
勝利することと、負けること、あるいはドローに終わることの間には、大きな違いがある。
だから、(シモン・ミニョレの)これらのセイブは、リバプールにチャンピオンズリーグ出場の可能性をもたらしたと言えるだろうね。
リバプールのレジェンド。
ゴールキーパーの大先輩から評価をされて、シモン・ミニョレにとっても自信へと繋がることでしょう。
せっかく、レイ・クレメンスの話題に触れましたので、リバプール在籍中のデータについて、ちょっとだけまとめておきたいと思います。
リバプールに在籍した期間は、1967-1981。
リバプールでの公式戦出場は、665試合。
5回のリーグ制覇や3回のチャンピオンズカップ優勝など、素晴らしい実績を残しています。
いつまでもお元気で、リバプールを見守ってほしいと願っております。