ジョエル・マティプのことに触れてみたいと思います。
今シーズンのジョエル・マティプには、前へ!という意識が見られると、私なりに感じています。
ドリブルで押し上げたり、前線へフィードをしたりと。
その背景には、ビルヒル・ファン・ダイクの影響が多分にあるだろうと、私としては考えています。
実際、試合を観ていると、ファン・ダイクがジョエル・マティプに、もっと前へ!というコーチングをしている姿を見ることができます。
積極的にドリブルでオーバーラップし、攻撃参加をするシーンもあれば、縦へのフィードも以前よりも精度が増してきたように思えるのです。
ここにも、ファン・ダイク効果が顕れていると、私などは思ってしまいます。
さて、明朝のウェストハム戦ですが、突発的な怪我などがなければ、おそらくセンターバックは、ファン・ダイクとジョエル・マティプで来ることでしょう。
ぜひ、この試合でも積極的なジョエル・マティプの姿を見たいですね。
ジョエル・マティプに課題があるとすれば、やはり怪我が少なくないということ。
ここさえ何とかすれば、彼自身にとっても、リバプールにとっても大きなプラスになると思います。
リバプールには、快足のフロントスリーがいますから、最終ラインからの正確なフィードは、大きなアドバンテージを生むはず。
ファン・ダイクは、もう鉄壁ですから、ぜひジョエル・マティプにも良いコンディションを維持して、背後からの組み立てを実行してほしいですね。
ポテンシャルは、高いものを持っていると思うし、ファン・ダイクとのコンビネーションをより充実させてほしい。
ジョー・ゴメスが長期離脱になっている中、ジョエル・マティプにかかる期待は大きなものがあります。