スペインという国は、多くの才能豊かなプレイヤーを輩出してきていますが、必ずしもクラブ単位で、スペイン人に多くのチャンスが与えられているわけではないと思います。
大きなクラブへ行けば、当然競争も激しくなり、出番も少なくなる。
その中で生き残るには、言葉では表せない苦労もあることでしょう。
以前から、リバプール関連で話題にのぼっている一人に、レアル・マドリード所属のダニ・セバージョス(スペイン)がいます。
レアル・ベティスで活躍をし、2017年の夏からレアル・マドリードに加入。
期待はされているものの、思うような出場機会には恵まれていません。
ダニ・セバージョス自身は、リバプールへ行って、ユルゲン・クロップ監督の元でプレイをしたいという希望を持っているとされてきましたが、Diario Golからの情報としてExpressが報じるところによれば、レッズとダニ・セバージョスが、ホテルで会っていたとのこと。
アンフィールド行きの合意間近か!ともしています。
ただ、会ったからといって、移籍が決まるわけでもないと思いますし、今後の展開を見極めたいですね。
ダニ・セバージョスは、プロ・フットボーラーとしては、体格に恵まれた部類ではないと思いますが、テクニックに優れ、得点力も備えたタレントだと言えそうです。
1996年8月7日生まれの21歳と、まだ若いプレイヤーでもあり、秘めたるポテンシャルを開花させてあげられるかですね。
指導者とプレイヤー。
この出会いは、実に大きなものを持っていると思います。
あとは、ユルゲン・クロップ監督の考え次第でしょうか。
今年は、ワールドカップイヤーということもあり、自薦他薦も多いことでしょう。
その中から、相思相愛に巡り会うことができるか。
フットボーラーにとっても、ファンにとっても、悲喜こもごもの冬となりそうです。