移籍関係

リバプールがギリシャ代表左SBとのサインに近いとの報道も

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Konstantinos Tsimikas


今年の夏、補強面でリバプールはどういう動きをするのか。
正直に言って、明確なものは見えて来ていないように思います。
ただ、センターバック、さらに左サイドバックはどうしても欲しいというのが現実でしょうか。
今回は、左サイドバックについて触れてみたいのですが、リバプールがオリンピアコスに所属するコスタス・ツィミカス(ギリシャ)とのサインに近い位置にいるとの報道が浮上しています。

左サイドバックといえば、このところ連日のように、ノリッジ所属のジャマル・ルイス(北アイルランド)が補強候補だとして取り上げられていました。
今回、ギリシャ筋の情報としてエコーが報じるところによれば、リバプールはジャマル・ルイスへのオファーで£10mを提示し、拒否されたと・・・。
以前も取り上げましたが、ノリッジは£20mを要求していると報じられています。

そこでリバプールは、ターゲットをコスタス・ツィミカスに切り替えたというのが、今回の報道骨子です。
ただ、コスタス・ツィミカスの名前は、突然出て来たものではなく、この場においても本年4月に、リバプールの補強ターゲットの1人として取り上げたことがありました。
よって、少なからずリバプールがマークをしてきたタレントの1人だと見ることは出来るかもしれません。

一方、エコーによれば、コスタス・ツィミカスの移籍金は£15mだとされています。
それでは、リバプールがジャマル・ルイス獲得でノリッジに提示した額よりも高いではないかという矛盾を感じます。

私なりに、いくつか情報を探ってみたのですが、リバプールはコスタス・ツィミカスについても、約半額に値切る算段をしている形跡があります。

新型コロナウイルスのパンデミックにより、多くのクラブが経営難状態になっていますが、報道を真に受ければ、リバプールの台所事情は本当に大丈夫なのだろうか?とも思えてきます。
1ファンとして知りたいのは、ユルゲン・クロップ監督が、どのポジションに誰を欲しているのか?
その部分ですね。

ところで、コスタス・ツィミカスが所属するオリンピアコスですが、今週の木曜日にヨーロッパリーグでの試合でウルブスと対戦をしており、その身はイングランドにありました。
そこで、何らかの接触があったのか。
あまりに深読みすると邪推となりますので、今回は、そういう噂もあるという程度に留めておきたいと思います。

ジャマル・ルイス、あるいはチアゴ・アルカンタラともに、気持ちはリバプールにあるとも言われており、彼等を欲しても獲れないとなれば、なかなか今年の夏は苦戦する構図も見えてきますが、まだ放出面の動きもあり得そうだし、もう少し状況を見てみる必要はありそうです。

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