先ほど、アンフィールドで行われたFAカップ3回戦、リバプール対アクリントン戦が終了しました。
試合は、4-0のクリーンシートでリバプールが勝利し、FAカップ4回戦進出を決めています。
下部リーグのチームと対戦をするのは得てして難しくなる場合もありますが、今日はゴールも決め無失点ですし、若手も多く起用できたということで、リバプールにとってポジティブな部分があった試合だと思います。
先に書いておくと、この試合のセカンドハーフで、遠藤航がリバプールのキャプテンとしてアームバンドを巻いています。
ゲームキャプテンとはいえ、リバプールというクラブにあってのアームバンドですから誇ってほしいですね。
得点経過については、次のとおりです。
■29分:ディオゴ・ジョタ
■45分:トレント・アレクサンダー=アーノルド
■76分:ジェイデン・ダンズ
■90分:フェデリコ・キエーザ
どのゴールも嬉しいものですが、若手のダンズがしっかりとゲットしており、キエーザにとってはリバプールでの初ゴールです。
歓びもひとしおですね。
キエーザに関しては、ゴールのにおいがする瞬間が前振りとしてあり、90分に決め切ったという感がいたします。
ダンズは、動きがシャープであり、良さが出ましたね。
先制点となったジョタのゴールは、カウンターによるもので、自陣からドミニク・ソボスライが斜め前に出し、トレント・アレクサンダー=アーノルドがワンタッチでさらに前へ!
右からダルウィン・ヌニェスが中へ入れ、ジョタが左足でジャストミートして決めています。
リバプールの2点目はトレント・アレクサンダー=アーノルド。
右足のミドルをゴールファーへと入れて見せました。
3点目は、途中出場のダンズがゲット!
相手ボールをカットしたダンズは、そのままドリブルに入り、スピードに乗ってキエーザへ。
キエーザのシュートはゴールキーパーにストップされたものの、跳ね返って来たボールをダンズが右足で決め切っています。
さらにキエーザにもゴールが来ます。
右足によるグランダーのミドルで、ニョニからのパスを受けたキエーザが前を向き、ディフェンダーの股間からゴールへ向かうシュートでした。
今日の試合では、途中ハーヴェイ・エリオットが足首を痛めるというシーンがありました。
エリオットの足首といえば、とても心配になる私ですが、プレイを再開しており安堵。
足を痛めたといえば、ダルウィン・ヌニェスもそうでしたが、こちらもフルタイム出場をしています。
ジョタとヌニェスを90分間使いましたので、ノッティンガム・フォレスト戦は、コーディ・ガクポ、ルイス・ディアス、モハメド・サラーという人選ですね!
トップチームの公式戦としては、久しぶりにジェームズ・マッコネルのプレイを見ることが出来て、それも嬉しい私です。
元気な姿を見られて嬉しい限り。
また、若手といえばリオ・エンブモハは、特に試合序盤において見せ場をつくっていたと思います。
16歳ということで、これから学ぶことも多いと思いますが、まるで忍者のようなドリブルは見ていて楽しいものがありました。
次のプレミアリーグ、ノッティンガム・フォレスト戦を見据えても、良い内容の試合になったように思います。
なお、この試合でリバプールは、5人の交代カードを使っています。
そちらをご紹介して、この稿を閉じたいと思います。
若い力が躍動するのは良いものだし、遠藤のキャプテン姿、キエーザの初ゴールも見られて気持ちの良い試合でありました。
■46分:ドミニク・ソボスライ→フェデリコ・キエーザ
■60分:トレント・アレクサンダー=アーノルド→コナー・ブラッドリー
■60分:タイラー・モートン→ジェームズ・マッコネル
■72分:リオ・エンブモハ→ジェイデン・ダンズ
■78分:遠藤航→トレイ・ニョニ