私が申し上げるまでもなく、ロベルト・フィルミーノというプレイヤーは、そのゴール数だけでは評価し切れない才能を持っており、貢献度を誇っています。
ボーンマス戦でのボビーも、素晴らしい仕事をしたと私は思っています。
ファーストディフェンダーとしての役割からチャンスメイクに至るまで幅広い役割を果たしていました。
このボビーですが、ボーンマス戦を迎える前の数値で言うと、リバプールでのキャリアでは98ゴールという記録を持っていました。
ボーンマス戦で2ゴールを決めましたので、これで大台の100ゴール達成。
心からおめでとう!と言いたいと思います。
ボビーの場合には、9番でありながら、低いポジションに降りて来ることもあり、下がった位置でチームにテンポをもたらすことも出来る。
本当に貴重な戦力だと思います。
ボールタッチの柔らかさ、時に見せるトリッキーなプレイは、魅惑的という表現が似合いそう。
コンディションが良いときのボビーは、そのボール裁きを見ているだけでも楽しませてくれるし、ボール扱いが上手いと同時に、躯の使い方が秀逸ですね。
こういうプレイヤーは、世界中のどこを探しても、そうはいないと思います。
何かと批判の声を浴びたシーズン序盤のリバプール。
それを吹き飛ばすかのような9ゴール。
ボビーは、自ら2ゴールを決めるとともに、いろいろなポジションに顔を出し、チームに良いテンポをもたらしていました。
素晴らしい出来映えだったと。
100ゴールは、言うは易く、そう簡単に出来る記録ではありません。
ボビーの貢献度に加えて、ゴール数も大台に乗せた日。
重ねてボビーに、おめでとう!と言いたいと思います。