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ゴール・セレブレーションを封印したライアン・バベルのことなど

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1-2で、リバプールが勝利したプレミアリーグ第31節のフラム戦。
一時期は同点に追い付かれたリバプールですが、そのゴールを決めたのがライアン・バベルでしたね。
リバプールファンにとっては、懐かしさのあるプレイヤーです。
あのゴールのとき、ライアン・バベルは、ゴール・セレブレーションをせず、静かに・・・という仕草をしていました。

こういうことは、プレミアリーグでは珍しいことではありませんが、やはりファンとして見ているに、悪い気はいたしません。
リバプールファンもライアン・バベルのプレミア復帰を歓迎しているし、お互いの間にあるリスペクトを垣間見た思いがいたします。

結果的にリバプールが勝利したから言えることですが、失点を許した相手がライアン・バベルということで、それはそれで受け容れられるのかなと。

あの失点シーンは、ちょっとしたリバプールのミスから生まれたものでした。
まず、ジェイムズ・ミルナーがミスキック。
そのボールがファン・ダイクとアリソンの間にふわりと上がってしまった。

下がってボールを処理に行ったファン・ダイク。
前へ出てくるシーンだったアリソン。
この両者の間に連携ミスが生じたものでした。

ジェイムズ・ミルナーは、ファン・ダイクにああいったプレイをさせてしまったことは自分の責任だと語っていたそうです。

ただ、私としては、ミスではあるものの、それを犯したのがファン・ダイクとアリソンということで、必ずすぐに修正できるプレイヤーだと思っています。
それだけの能力を持った二人ですからね。
また、この二人によって、これまでリバプールがどれだけ救われてきたことか。

ところでライアン・バベルですが、ミスを突いたとはいえ、あのスピードはさすがだと感じたところです。
私なりに印象に残っているのは、リバプールの右サイドで、トレント・アレクサンダー=アーノルドとマッチアップをした際、スピードでトレントを振り切ったシーン。
トレントを応援する身としては、「やられた!」という思いで見ていましたが、公正に考えれば、ライアン・バベルのスピードと瞬発力は衰えていなかった。
オランダ代表にも選出されていることも頷ける感がいたしました。

苦戦はしたものの、フラム戦で勝ち点3をゲットしたリバプール。
改善すべき点は改善し、これからも勝ち点3を積み重ねていきたいですね。
こういう下位との試合で、勝ちきれなかったのが以前のリバプールでした。
今一度、気持ちを引き締める上で、ライアン・バベルにゴールを許したことを学びにしたいところです。

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