今年の夏リバプールは、4人の新しいミッドフィールダーを補強しました。
4人の中で最後に決まったのがライアン・フラーフェンベルフですが、出番がなかったバイエルン時代と比べたとき、何か楽しそうにプレイをしている姿が印象的です。
リバプールへやって来たフラーフェンベルフは、これまで7試合に出場し、1ゴール、2アシストを決めており、何か可能性を感じさせるプレイヤーのように思えます。
そのフラーフェンベルフですが、Sky Sportsにおいてファンからの質問に答えています。
ここでは、そのやり取りを一部ご紹介したいと思います。
「子どもの頃、お手本にしたプレイヤーについて」
ずっと以前には、メッシやロナウドのような偉大なプレイヤーに憧れていたよ。
17、18歳になってくると、僕はジネディーヌ・ジダンのビデオクリップを見ていたんだ。
もし、誰かを選ばなければいけないなら、それはジネディーヌ・ジダンだろうね。「スカウス(リバプールの言葉)をどう感じているかについて」
正直に言うと、彼等が話していると「えっ?!」と思うことがあるよ。
僕は考えて、考えて、考えて、そうすれば理解が出来るよ!
多分、2週間もすれば慣れると思うね。
それに僕のスカウス・アクセント?
オッケーだ。
もう少しすれば話すかもしれない。「これまでのトレーニングで、誰かに驚いたことはある?それはどんなことかな?」
それは、ドミニク・ソボスライだね。
彼のショットはクレイジーだよ!
彼のショットはトレーニング中にも見られるもので、1本!2本!3本!と全部入ってしまって、とんでもないことになるからね。
だから僕は、そんなショットを持っているドムだと思うんだ。「気に入っている元リバプールのプレイヤーについて」
それならスティーブン・ジェラードを選ぶよ!
でも、バイエルンで一緒にやったサディオ・マネもいる。
何人かがいるね。「レッズで38番を選んだことについて」
僕が38番に決めた理由は、アヤックスでデビューしたときが38番だったからだね。
バイエルンへ行ったときにも38番を選んだんだ。
この番号には特別なものがあるように思うよ。
38番でデビューを果たしたわけで、おそらく一生この番号を身につけるだろうね。「チーム内で最も面白い選手について」
それはロボだね!彼はすごくジョークを言うんだ!「ビッグマッチの前に聴くお気に入りの音楽について」
リバプールが、試合前にいつもやっていることのひとつは’Run This Town’を歌うことなんだよ。
ウェストハム戦でそれを見たとき、僕はベンチだったのだけど、自分の中に「WOW!これでピッチに立つのが楽しくなり、試合に勝ちたい!」という何かを感じたね。
僕の好きな音楽ということにならないかもしれないけど、僕はこれを選ぶよ。
トレーニング中に「スゲイ!」と思わせるのはドミニク・ソボスライ。
凄いシュートをバンバン決めているのでしょうね。
また、ちょっと意外だったのは「チームで一番面白い選手」がロボだったことです。
ロボは、質実剛健、とても真面目なイメージがあったのですが、ジョークを連発するタイプだったようです。
フラーフェンベルフにとっては、初めてのプレミアリーグ挑戦です。
しかも、その中でもリバプールというチームは求めるものが多岐にわたり、フィットするまでには時間も必要だろうと思います。
そんな中、フラーフェンベルフは既に結果も出して来ているし、良い入り方をしましたね。
いつか、「あれは大バーゲンだった!」と言われるような選手になってほしいと思います。