「ママドゥ・サコーのリバプールでのキャリアは終わった」というインパクトのある書き出しで、エコーが大きく記事にしています。
エコーによればですが、リバプールは1月にママドゥ・サコーを放出する方針であり、ユルゲン・クロップの構想には含まれていないとのこと。
今回は、ちょっとそのことに触れてみたいと思います。
ママドゥ・サコーといえば、その歯車が狂いはじめたのは、UEFAからかけられたドーピング疑惑からでした。
その件に関する処分は覆されたものの、アメリカでのプレシーズンのトレーニング期間において、イングランドへ一人帰されるという事態が起きています。
負傷もありましたが、シーズン開幕以来、出場機会はなく、現在は主にU23の試合に出ています。
ボーンマス戦を控えた記者会見の場で、ユルゲン・クロップは、1月の移籍市場に係る質問に対し、「ファーストチームからは、誰一人放出することはない」と、全員を残す意向を示していました。
しかし、この「ファーストチームから」というところにおいて、ママドゥ・サコーは、含まれていないということかと思います。
このママドゥ・サコーに関することについて、エコーがユルゲン・クロップのコメントを上げていますが、次のようなことを言っているようです。
「何も変わっていないよ」
「彼は、ファーストチームのプランに入っていない。ファーストチームの顔ぶれはここ(メルウッド)にいる。ご存知のとおりだ」
おそらく、ユルゲン・クロップのスタンスが今後ぶれることはないかと思いますし、ママドゥ・サコー自身も出場機会が欲しいのは当然だし、こういった状況になった以上、1月の移籍を受け容れる可能性は高そうです。
問題は、どこがママドゥ・サコー獲得に動くか?というところですね。
以前から、ウェストブロムとストークが、ママドゥ・サコー獲得に関心を示していると報じられてきましたが、その動きが再燃するのか?
また一方、以前あるメディアで読んだ情報では、プレミアリーグのチームに売ることは難しいという見解も存在し、1月になって、正式に決まるまでは分からないかと思います。
ただ、ママドゥ・サコーファンの皆さんにとっては、とても残念なニュースではあることでしょう。
フランス代表のこともあるし、ママドゥ・サコーにとってベストな未来が待っていることを願っています。