リバプールがユルゲン・クロップ体制になってから、少しずつ補強を進めて行ったわけですが、いざ!タイトルを獲りに行くぞ!というメッセージは、サディオ・マネの獲得に始まると私は今でも思っています。
サディオ・マネがサウサンプトンからリバプールへやって来たのは2016年6月28日のことで、今日で8周年です。
サディオは、サウサンプトン時代からリバプールキラー的な要素を持っていたと思うのですが、その彼を連れて来ることが出来たのは大きかったですね。
リバプール加入当初のサディオは弾丸のように飛んで行き、韋駄天のような走りを見せていました。
まだ、モハメド・サラーがリバプールへやって来る前でしたので、最初のシーズンは右ワイドが主戦場でしたね。
アーセナル戦で見せた右からのぶっちぎりは、今で忘れることは出来ません。
セネガル代表は、サウサンプトンでの活躍を高く評価されユルゲン・クロップ監督が満を持して迎え入れたアタッカー。
ただ、ユルゲン・クロップ監督が、サディオ・マネに注目をし始めた時期は、もっともっと時を遡ることになります。
いつかは彼と一緒に仕事をしたい!と、クロップ監督は思っていたと聞きます。
クロップ監督の補強方針が、明らかにタイトルを狙うものにシフトして行ったかは、着任以来獲得してきたメンバーの顔ぶれを見れば分かると思います。
マルコ・グルイッチ
ジョエル・マティプ
ロリス・カリウス
この次にサディオ・マネを招聘したわけです。
さて、サディオがリバプールへやって来たとき、この場において、そのコメントをご紹介させていただきました。
今一度、当時、サディオが何を語っていたかを思い出してみようと思います。
Sadio Mane
今日は、本当に素晴らしい日になったよ。
ヨーロッパで最も偉大なクラブのひとつであり、偉大な歴史をもつこのクラブは、沢山のトロフィーを獲得してきたね。
その一員になれたことを幸せに思うよ。
今の私は、スタッフやチームメイト達と会うことが楽しみで仕方ないし、新シーズンの幕開けが待ちきれないね。
リバプールが、私に興味を持ってくれていることは知っていたよ。
いくつかの話はあったけど、私は(リバプールを選ぶことが)正しい選択だと思ったんだ。
監督のこともそうだし、私にとって正しいクラブだと思う。
私は、リバプールFCの一員になれることを、とても幸せに思っているよ。
彼(クロップ)とは、話をしたよ。
私は、彼こそが、私がリバプールへ来るための役割を演じてくれたと感じているんだ。
彼に、心から感謝したい。
リバプールで、ハードワークしていくことを楽しみにしているよ。
そして、クラブのために、自分のベストを尽くす!
彼は私に、「君にリバプールへ来てほしいと思っている」と言ってくれたよ。
自分に問い直す必要さえなかったね。
だから、私も興味があるって、すぐ率直に言ったんだ。
なぜかって?リバプールだからだよ!
私にとって、リバプールはまたとないクラブだ。
監督も素晴らしいしね!
2005年にリバプールとミランの戦いを観たことを憶えているよ。
素晴らしい試合だったね!
あの夜のリバプールは、私にとってもハッピーだった!
彼等は、常に偉大なプレイヤーを擁していたね。
ジェラードやキャラガーのようなレジェンドをはじめとする多くの素晴らしいプレイヤー達。
私は、今こそ言いたいよ。
私の夢がかなったんだ!
リバプールの一員になれて、ハッピーだよ!
3月に、リバプールと対戦をして3-2で勝利した日のことも憶えているよ。
あのときは、チームのために2ゴールを決めることができて嬉しかった。
だけど、それはもう過ぎたことさ。
私は、新しいチャレンジを楽しみにしている!
新しいシーズンへの準備も出来ているよ!
私は、スタリッジやコウチーニョ、ララーナ、ミルナーといった偉大なプレイヤー達と一緒にやれることを、とても楽しみにしているんだ。
アンフィールドで素晴らしいファンに囲まれてプレイすることを思うと興奮するね!
クラブと共に、最高のシーズンに出来ることを楽しみにしているよ!
ロベルト・フィルミーノ、モハメド・サラー、そしてサディオ・マネ。
彼等は、リバプールのフロント3と呼ばれ、猛威を振るいました。
おそらく、世界最高の攻撃陣だったろうと私は今でも確信しています。
この日にあたり、サディオの健康と幸せを祈ります。
それとも、レッズに帰って来る?笑