マージーサイドダービーにおいて、リバプールに先制点をもたらしたサディオ・マネですが、セカンドハーフの途中にベインズとのフィジカル・コンタクトがあり、その際もつれ合うような形で、足が嫌な角度に曲がったように見えました。
サディオ・マネは、ピッチに倒れ込み、ディヴォック・オリギと交代をしていますが、その状況が気になるところです。
試合後、記者の質問に答えたユルゲン・クロップ監督のコメントによれば、次節ボーンマス戦での起用は難しいと考えたほうがよさそうです。
もちろん、試合終了直後であり、詳しいことは分からないと、ユルゲン・クロップ監督は語り、今この時点で判断をしたくないという趣旨の発言となっています。
おそらくは、ボーンマス戦が、ウィークデー、現地時間水曜日の試合であることから、ユルゲン・クロップ監督の念頭には、既に休ませようという判断が働いているのかもしれません。
ユルゲン・クロップ監督が、記者の質問に答えた内容、その骨子は、概ね次のようなものです。
・ドレッシング・ルームへ、彼に会いに行ったときには、水曜日に間に合うようには見えなかった。
・私達は、見て行かなければいけないし、シリアスなものでないことを願っている。
・何かを言うには、まだ早過ぎるね。
あくまで、ユルゲン・クロップ監督が見た印象での話だということを正確に言葉にしている感があります。
しっかりとした検査、診断を受けた後でなければ、今の時点で言うべきではないと。
また、どのような怪我の種類か?という質問を記者が発したようですが、それに対しても、ユルゲン・クロップ監督は明言を避けています。
今後の見込みとしては、メディカル・スタッフの診断により、必要ならばスキャンを受ける。(おそらく受けるのでしょう。)
その上で、怪我の状況や離脱期間等を見るということかと思います。
おそらくは、ユルゲン・クロップ監督の中では、どのような検査結果であっても、ボーンマス戦は休ませるという考えが出来ている。
私としては、そのような印象を受けました。
となると、考え得る形としては、たとえばディヴォック・オリギを先発で起用し、ロベルト・フィルミーノとポジション・チェンジを行いながら攻めるという方策もひとつの選択肢でしょうか。
攻撃のピースでは、アダム・ララーナも欠いていることから、サディオ・マネが軽傷であることを祈るばかりです。