サディオ・マネが、サウサンプトンからリバプールへやって来たのは2016年のことでした。
あの時のことを思い出してみると、プレシーズンマッチの段階から活躍が目立っており、リバプールのスタイルにすぐさまフィットした!という印象があります。
ユルゲン・クロップ監督の眼力でもあり、サディオ・マネが持っているスキル、順応性の高さを如実に表していたものだと私は思っています。
サディオ・マネといえば、驚異的な身体能力とか、圧倒的なスピードを持ったプレイヤーだとしばしば紹介されますが、決してそれだけではないですね。
サディオ・マネの場合には、リバプールへやって来ての2シーズン目から、基本的に左ワイドを担当するようになっています。
その役割を担いつつ、ポジショニングについてサディオ・マネは、かなり工夫をしているように思えます。
時に、中盤の位置に下がったり、時には相手ボックスに入り込み、ゴール前で仕事をしたりと。
試合の局面を読む能力が長けているのでしょう。
昨シーズンからは、特に決定力を向上させてきたサディオ・マネ。
まだまだ、この部分も改善されていくことでしょう。
さらに、ファーストディフェンダーとしての役割をも忠実にこなし、必要なときにはディフェンスラインまで全力で戻り守備をする姿。
こういうプレイヤーをリバプールファンは、こよなく愛しますね。
ゴール、アシストのみならず、サディオ・マネがリバプールのために果たしている貢献度は、言葉に表せないくらい高い!のではないでしょうか。
一瞬で戦況を変えてしまうスキルも、サディオ・マネの大きな魅力です。
相手にとっては、脅威以外の何ものでもないことでしょう。
今、サディオ・マネには、レアル・マドリードがその獲得を熱望していると随所で報じられていますが、私からすれば、それはナンセンス。
リバプールのレジェンド、スティーブ・マクマナマンも、サディオ・マネがレアルへ行くことはないと断言をしています。
リバプールが、絶対に失ってはいけないプレイヤー。
その代表格がサディオ・マネ。
私は、心から、そう確信をしています。
サディオ・マネと共に、これからより多くの栄冠を手にしたいですね!