UEFAにドーピング疑惑をかけられて以来、ママドゥ・サコーにとっては、歯車が狂い、負の連鎖が起こっているような印象さえあります。
フィジカルコンディション的には問題はないようですが、トップチームで起用される気配はなく、英国メディアでは、リバプールは放出路線だとしています。
一方、サコーの地元であるフランス国内では、「99.9パーセント、1月にリバプールから出て行く」という論調が出て来ているそうです。
フランスのFrance Footballでは、1月にサコーは移籍をすると記事にしており、99.9パーセント確実だとしています。
フランス代表でもプレイし、年齢的にもまだまだ国際舞台でプレイをしたいでしょうから、出場機会の見込めないリバプールに残るよりは、新天地を求めるべきだという母国筋の意見も反映された記事のようにも思えます。
サコーが置かれた現状、今シーズンの処遇を冷静に見ると、移籍もやむなしという感もいたしますが、課題はといえば、移籍先が見つかるのか?という点でしょうか。
メディア上では、リールの名前があがったこともありますが、サコーのサラリーが高すぎて、それが障壁になっているとも報じられています。
現在のリバプールは、センターバックとしてはジョエル・マティプとデヤン・ロブレンがファーストチョイスとして固定されつつあり、控えのトップとしてはラグナル・クラヴァンがいます。
さらに、もちろんまだ不確定情報ですが、新たなセンターバック獲得に動く可能性も囁かれています。
サコーの未来はどこにあるのか。
まずは、1月の動きを注視してみたいと思います。