毎月、最も素晴らしかったゴールを選んでいるわけですが、リバプールの8月期、ゴール・オブ・ザ・マンスには、モハメド・サラーがブライトン戦で決めたシュートが選ばれました。
今、思い出しても、実に味わい深いショットだったと思いますし、リバプールの良さが出た形を見せてくれたという感がいたします。
今回、このゴールが選ばれたことに意味があるのは、シュートを打ったモハメド・サラーは勿論素晴らしいのですが、そのモーにボールが渡るまでの過程が見事だったと、私なりに思っております。
ゴール・オブ・ザ・マンスに選ばれたモーのゴールは、プレミアリーグ第3節、アンフィールドでのブライトン戦でのもの。
23分に決まったものです。
自陣でボールをキープしようとしたブライトン。
そこにレッズのプレイヤー達は、プレスをかけにいきます。
相手ボールを奪ったのは、ジェイムズ・ミルナーの厳しいプレスであり、そこからロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネとボールが繋がり、さらにモーへ。
フィニッシュを狙ったモーは、左足によるグラウンダーのキックで、相手ゴールのファーへ、綺麗に蹴り込んでいます。
中盤でハードワークをするジェイムズ・ミルナーが、相手ボールを奪取し、その後はフロントスリー全員がボールに絡んでのゴール。
リバプールの良さが出たシーンだったと思います。
ここまで、プレミアリーグ開幕4連勝を飾っているリバプールですが、攻撃力、決定力という面では、まだまだ本領を発揮していないと思います。
そんな中でも、しっかりと決勝ゴールが決まっているのが現状ですね。
おそらく、これからのリバプールは、より多くのゴールを決めるようになることでしょう。
今年は、ワールドカップイヤーであり、通常の年とはプレイヤーのコンディションも異なると思います。
これから、どんどん調子をあげて、スパートを仕掛けたいですね。
授賞したモーには、おめでとう!と、言いたいと思います。