ルイス・ディアスのことをピックアップしてみたいと思います。
昨シーズンは、10月に行われたアーセナル戦で膝を負傷し長期離脱になったわけですが、その分今シーズンにかける気持ちは強かったことでしょう。
そんな最中に起こってしまったご両親の誘拐事件。
どれほどの心労、心痛だったことか。
お父さんが解放されていなかった時期、ユルゲン・クロップ監督はルイス・ディアスについて「眠れていないようだ」と語っていました。
心身ともに充実していなければ、あの激しいプレミアリーグで戦うことは無謀にも思えたほど。
それでもルイス・ディアスは実戦のピッチに立つや、渾身のヘッドを決めて見せましたね。
いろいろなことがあった日々でしたが、ニューカッスル戦でのルイス・ディアスは非常に良かったと私は思っています。
セカンドハーフの途中でピッチから下がりましたが、もし90分間プレイしていたら、プレイヤー・オブ・ザ・マッチの有力候補だったとさえ私は考えておりました。
ニューカッスル戦でのルイス・ディアスは、フィジカルがキレていて、元気なところを見せてくれましたね。
攻撃であっても守備であっても全力で走るルイス・ディアスの姿は胸を打つものがあります。
今シーズンからリバプールの7番を背負った男。
シーズン後半のリバプールにエネルギーを与えてくれることでしょう。
期待大です。