
Alexander Isak
今年の夏、ニューカッスルからリバプールへやって来たアレクサンデル・イサク。
移籍前にはごたごたもあり、プレシーズンでの準備ができていませんでした。
そういった背景がありましたので、正式にリバプールの一員となってからも徐々にコンディションを整えるやり方をして来たスロット監督。
スタートから出たとしても90分間はやらせず、ストライカーの継投策を採って来たわけですが、いわゆるイサクのプレシーズンは終わり、これからは公平に選手起用をしていける旨をスロット監督が語りました。
スロット監督の発言は、リバプールの地元誌であるエコーも取り上げており、例えばスロット監督は、こんなことも言っています。
「フィットネスの面では、彼はほぼ理想的なレベルに近づいており、これからは公平に評価できる段階に来ているよ」
プレミアリーグの再開を前にしてスロット監督は、イサクが試合勘を取り戻していると考えていると。
この発言に至ったのは、おそらくスウェーデン代表に参加したイサクの状態を見ていたこともあると思います。
今回のインターナショナル・マッチ・ウィークにおいて、スウェーデン代表はワールドカップ予選でスイス、コソボと対戦。
2試合ともに敗れており、イサクにゴールはありませんでしたが、いずれの試合でもイサクは90分間のプレーをしています。
ストライカーといえばゴールを決めてこそですが、今夏のイサクにとっては、まず90分間やれることを証明する必要があったと思います。
元々イサクは、並外れた得点感覚の持ち主であり、試合勘さえ取り戻せば自ずとゴールも決まり始めることでしょう。
万全の状態になったイサクが、どんなパフォーマンスを見せるか。
その冒頭がアンフィールドでのマンチェスター・ユナイテッド戦となります。