日本時間深夜に開催されたユーロ予選グループEのスロベニア対イングランド。
首位対2位の戦いでしたが、結果的にイングランドが2-3で勝利し、6戦全勝となり、首位独走状態に持ち込むことになりました。
ここでは、リバプールのプレイヤー達に関することを中心に、若干感想めいたことを書いてみたいと思います。
試合全体を通じて、主導権を握っていたのは、アウェイのイングランドだったと思います。
しかし、先制したのはスロベニア。
37分のゴールでした。
その後の展開としては・・・
57分、73分にウィルシャーが2ゴールを決め、イングランドが逆転に成功。
しかしながら、84分には、同点に追いつかれ、ドローか?という空気も漂う中、86分にルーニーが決勝ゴールを決め、イングランドが勝ち点3をゲットしています。
勝利したわけだし、結果的にはよかったものの、イングランドの課題があるとすれば、やはり最終ラインでしょうか。
前目のタレントと比べて、ディフェンス陣については、改善すべきものが、多々あると思わせる内容でした。
さて!リバプール勢ですが、ヘンダーソンとスターリングの2人が、先発フル出場、ララーナは、セカンドハーフ冒頭からピッチに入りました。
まず、ヘンダーソンに関しては、落ち着いてプレイしていたと思うし、彼らしさも随所に出ていたと思いますが、セカンドハーフで、右サイドバックにコンバートされたときは、ちょっと、びっくりしました。
ホジソンは、リバプール勢を酷使してくれるな~と。。。
ただ、ヘンダーソンをピッチから外すわけにはいかない・・・という、信頼の証だと、受け取っておこうと思います。
次に、スターリングですが、縦に抜ける動きなど、スピードに乗れるときには、良さを発揮できていたと思います。
ただ、やっぱり、フィニッシュの精度は、相変わらずの課題でしたね。
ゴール前で、少なくとも決定的チャンスが2度あった・・・。
特にキックオフ早々に訪れた最初のビッグチャンスは、決めておかないと・・・・と、感じた次第です。
これからの課題ですね。
また、セカンドハーフから投入されたララーナは、切れ味もよく、相手にとって嫌な存在になっていたと思います。
同点弾となったウィルシャーのゴールも、ララーナがペナルティー・エリア内で粘ったがゆえに生まれたものだと言っていいでしょう。
明らかに、攻撃面では、ララーナが入ったことで、イングランドのペースが上向いたと考えます。
なお、ミルナーに関しては、この試合では、出場機会はありませんでした。
リバプールの3人衆に関しては、コンディション的にも良好に見えたし、疲れも取れてきたと考えてよさそうです。
あとは、怪我に十分注意して、気持ちよくプレシーズンに参加してほしいですね。
あっ!スターリングは、契約延長のことも、しっかり考えて。