先ほど、カラバオカップ準々決勝のサウサンプトン対リバプール戦が終了しました。
試合は、1-2のスコアでアウェイのリバプールが勝利しています。
多くの若手にチャンスを与えたリバプールですが、今日のメンバーで勝ち上がりを決めたことは実に大きいですね。
若手達も期待に応えてファイトしていたと思います。
また、遠藤航はフル出場を果たしており、攻守に効いていました。
最終ラインのセンターバックのポジションを取ったり、アンカーの位置へ上がってプレイをしたりと、今日の試合を象徴するような仕事を果たした遠藤でした。
総じて遠藤のプレイぶりは、非常に良かったと思います。
得点経過については、次のとおりです。
■24分:ダルウィン・ヌニェス
■32分:ハーヴェイ・エリオット
▲59分:失点
先制点となったダルウィン・ヌニェスのゴールですが、トレント・アレクサンダー=アーノルドが後方から左足のロングフィード。
背後から来たボールをダルウィン・ヌニェスが収め、ゴールキーパーが間合いを詰めて来ましたが、今日のダルウィンは落ち着いて決めました。
リバプールの2点目は、コーディ・ガクポと遠藤がワン・ツーを仕掛け、ガクポが縦に入れたボールはハーヴェイ・エリオットへ。
エリオットは密集地帯の中からしっかりと決め切ったものです。
欲を言えばクリーンシートを決めたかったものの、カップ戦ですから勝ち上がることがすべて。
しかも、主力の大半を休ませての勝利ですから上々の出来だと言えるでしょう。
繰り返しになりますが、今日のメンバーで勝ち上がりを決められたことは、今後のことを考えても非常に大きいですね。
リバプールのスタメンとなったティーンエイジャーのトレイ・ニョニについては、公式戦で自身初のスタメンとなりました。
試合中、担当するポジションが変わっても順応するスキル。
何でも出来るタレントだと改めて感じた次第です。
途中からピッチへ投入されたフェデリコ・キエーザに関しては、当初は試合勘を取り戻す流れだったと思いましたが、徐々にフィットして来ており終盤には調子が上がって来たように思います。
ディオゴ・ジョタも途中から投入されていますが、ジョタの起用は少しずつでも試合に出して感触を呼び戻すためのものでしょう。
随所にジョタならではのタッチ、動きが垣間見られました。
今日のプレイヤー・オブ・ザ・マッチですが、個人的には遠藤の名前をあげたいと思います。
普段とは異なるミッションでしたが、しっかりと仕事をしてくれました。
リバプールは、スタートから出て来たトレント・アレクサンダー=アーノルド、ジョー・ゴメスをハーフタイムで交代させており、これもトッテナム戦を控えてポジティブなものとなりそうです。
今シーズンのカラバオカップでも準決勝進出を決めたリバプール!
タイトル獲得まであと少し。
なおリバプールは、この試合で5枚の交代カードを切っています。
そちらをご紹介して、この稿を閉じたいと思います。
■46分:ジョー・ゴメス→コスタス・ツィミカス
■46分:トレント・アレクサンダー=アーノルド→フェデリコ・キエーザ
■63分:コーディ・ガクポ→ディオゴ・ジョタ
■63分:アレクシス・マクアリスター→ジェームズ・マッコネル
■85分:トレイ・ニョニ→ジェイデン・ダンズ