リバプールは、以前からディフェンスの補強、とりわけセンターバックを強化する必要があると、多々指摘されてきましたが、今年の夏には、ビルヒル・ファン・ダイク獲得に失敗したという状況になっています。
この、いわゆるセンターバック問題ですが、先日のトッテナム戦において、守備が崩壊したことから、より強い補強待望論が持ち上がって来ているのも事実だと思います。
さて、ファン・ダイクと並び、リバプールが以前から興味を持っているとされるラツィオ所属のセンターバック、ステファン・デ・フライ(オランダ)の去就に関し、今後動きが出てくるようです。
ステファン・デ・フライとラツィオとの契約は、今シーズン一杯で満了となり、来年の夏にはフリートランスファーとなります。
ラツィオとしては、何とか契約延長で合意したいという考えのようですが、両者の間には、その契約内容について、溝があるともされてきました。
そんな中、talkSPORTが報じるところによれば、11月にも両者の間で話し合いが行われるとのこと・・・。
その話し合いにおいて、ラツィオと契約延長にサインをする可能性もあるとされていますが、ステファン・デ・フライ側は、その条件を示しているとされています。
ステファン・デ・フライ側は、次の条件を満たした場合にのみ、ラツィオとの契約延長に合意すると・・・。
1 契約期間は2019年までとする。
2 リリース条項は£22mに設定する。
要するに、契約延長をしても、1年間だけだよという意思表示ですね。
しかも、リリース条項の£22mといえば、プレミア勢とすれば、決して出せない金額ではありません。
この情報に信憑性があるとすれば、リバプールがその気になれば、1月にも獲りに行ける状態になりそうです。
ただ、ステファン・デ・フライには、ユベントスも関心を持っているとされ、場合によっては、競争になる可能性も否定できません。
私の個人的な考えでは、おそらくリバプールは、1月にもファン・ダイクへの照会を行うだろうと思っています。
そこへ、ステファン・デ・フライも獲れれば、オランダ代表コンビの誕生ですね。
過日、リバプールは、2人共に狙いにいく!という報道も持ち上がっていましたが、どうなりますか。
最低限、どちらかは獲りたいですね。
ユルゲン・クロップ監督が就任して以来、リバプールは、1月期の補強では、ほとんど動きませんでした。
しかし、今度の1月には、何らかの動きをする。
私は、そう予想しますが、こればかりは、その時が来てみないと分かりません。
ただ、注目の冬になることは、間違いないと言えそうです。