高額の移籍金をもって、マンチェスター・シティへと移籍していったラヒーム・スターリングですが、リバプールとの別れ方は、良い形ではなかったと認めつつも、「シティに加入できて、本当に嬉しい!」と、語っています。
何でも、シティから初めて話があったときから、気持ちは決まっていたとのこと。
ということは、リバプールファン目線でいえば、かなり早い段階から、レッズには心がなかった・・・ということでありましょう。
さらに、スターリングは、シティへ加入したことは「正しい決断だった!」と、していますが、そのことについて、ちょっと一言書いてみようと思います。
人間ですから、誰にでも喜怒哀楽はある。
こうしたい!・・・という希望もある。
シティに入れて嬉しい!というのが、素直な気持ちなら、思いの丈を発言してよいと思います。
しかし、私が、「待てよ」と思うのは、プレシーズンで合流したばかりの時点で、「正しい決断だった」とは、早過ぎはしないか?ということ。
プレミアリーグの本番がはじめり、しっかりとレギュラーの地位を奪い、個人としても結果を出し、チームを勝利に導いたとき、はじめて「成功だった」と、言えるのではないか?
私は、そう思っています。
スターリングにとって、シティに入団する・・・ということ自体が目標ではないはずです。
そこで成功して初めて、「正しい決断だった」と言える。
自ら希望して、ライバルチームの一員となったラヒーム・スターリング。
アンフィールドでは、潰しにいくだけです。