メルウッドでのトレーニングを開始したリバプールですが、その場には、さすがにスターリングも顔を出しています。
まだ、今の段階ではリバプールのプレイヤーなわけで、当然ではありますが。
しかし、これからはじまる夏のツアーについては、「帯同したくない」と、チームと行動を共にすることを拒否した模様です。
この件について、ご参考までに、過去記事も貼っておきますね。
「マンチェスター・シティがスターリング獲得を急ぐ理由」
うがった見方かもしれませんが、ツアー不参加要求というのは、もう既にシティと、話を合わせている・・・と思われても仕方ない状態かと・・・。
ブレンダン・ロジャーズとしては、それでもスターリングを連れて行きたいようですが、もう、ここまで来てしまっては、他のプレイヤーに悪影響を及ぼすことになるのではないでしょうか。
思い出すのは、ルイス・スアレスが、アーセナルへ行きたい・・・という騒ぎがあったときのことです。
あのときロジャーズは、スアレスを処分し、チームメイトとのトレーニングを禁止しました。
それを考えると、スターリングに対するスタンスは、甘過ぎないか?
組織、チームが乱れ始めるのは、賞罰に公平性が失われたときと、歴史的にも言われています。
人によって、同じことをしても、賞罰の基準が違うってやつですね。
これまでのことは、代理人の問題もあったし、ぎりぎり受け入れるとして、「ツアーに参加したくない」というならば、それなりのペナルティーを課すべきではないでしょうか。
いまやもう、スターリングは、完全に放出前提の存在になったと言わざるを得ない。
残念ながら、そういった所まで、来ているのではないでしょうか。